性転換手術とは?
性別適合手術には身体への負担以外にも金銭的負担もかかる
性別適合手術(せいべつてきごうしゅじゅつ)とは、性別の不一致、性同一性障害を抱える者に対し、当事者の性同一性に合わせて外科的手法により形態を変更する手術療法のうちの、内外性器に関する手術のことです。
今回、某保険会社に勤めるプロのトータルライフコンサルタントであるSさんに、性転換手術における保険の問題について直接聞いてみました!
※ご紹介する内容は、保険会社や保険の種類、契約期間、手術内容、術後の経過などにより、条件が異なったり適用外となることもありますので、保険会社によく確認しましょう。
性同一性障害の人が性転換手術を行う場合、保険は適用されますか?
2013年12月現では性転換手術は、美容整形同様に保険適用外です。その為、全額自腹で負担することになりますので高額な治療費が必要です。(国内だと130万円前後、海外だと80万円前後、自費渡航で50万円くらいで行く人もいます。※個人差有り)しかし、保険会社の定める条件をクリアすれば給付金として一部受け取れる場合もあります。給付にはどんな種類がありますか?
- 公的医療保険
(医療機関の受診により発生した医療費について、その一部又は全部を保険者が給付する仕組みの保険) - 民間医療保険や入院保険
(病気や怪我で入院したときに給付金が支払われる保険) - 入院給付金
(病気や不慮の事故により入院した場合にお支払いする給付金) - 手術給付金
(給付対象となる手術は約款(やっかん:保険の契約書)に記載された手術を行った場合に支払われる給付金)