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ドラマで話題の演劇人&志賀廣太郎さんインタビュー(2ページ目)

2013年、社会現象にまでなった『あまちゃん』 『半沢直樹』は勿論、その他のドラマでも沢山の演劇人が活躍しました。特に2013年の後半にドラマで注目された演劇人をピックアップしつつ、60代で地上波ドラマ単独初主演を果たした”伝説のパフェおやじ”こと志賀廣太郎さん(青年団)のインタビューをお届けします!

上村 由紀子

執筆者:上村 由紀子

演劇ガイド


そして2013年も数多くのドラマに出演し、視聴者に大きなインパクトを与えたこの方……青年団志賀廣太郎さんにお話を伺って来ました! 実は志賀さん、ガイドの大学時代のドイツ語の先生&学内の実習公演で一人芝居を上演した際、演出を担当して下さった大先輩……と言う事で、若干通常と違うモードになった今回のインタビュー(汗) 要チェックです!


素顔が気になる! 志賀廣太郎さんインタビュー


志賀さん

青年団・志賀廣太郎さん


――2013年、志賀さんのドラマのお仕事をピックアップしてみたのですが、『半沢直樹』『純と愛』『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』『クロコーチ』『なるようになるさ』『dinner』『仮面ティーチャー』『雲霧仁左衛門(語り)』そして地上波での単独初主演作『人間電子レンジ(世にも奇妙な物語)』……と、凄い事になってました。

志賀
おおう、そんなにやってたかな?2013年は特に、初回から最終回までレギュラーで出演という形以外に、単発でキーになる役をやらせて頂く事が多かったような気がします。例えば『半沢直樹』、実は1回しか出ていないんです。でもその1回が半沢の人間性を表現する上で凄く重要なシーンだったりする。堺雅人さんとは2003年に『天国の本屋』っていうリーディングの舞台でも共演してるんですよ。『半沢直樹』は『南極大陸』(2011年)のスタッフも多かったので、お互いの事が分かっていてとてもやりやすい現場でした。

――キーになる役が多い……凄く良く分かります。自然に静かに存在していて実は悪い奴だった、ってパターンと、ふとしたきっかけから主人公を救う立場の人物になるってバージョン、そして登場自体に大きなインパクトがある場合、ですね。これまで演じて来られて特に印象深かったり、ターニングポイントになったと思われる作品や役を教えて頂けますか?

志賀
『BLACK ROOM』(2001年 世にも奇妙な物語)、『恋ノチカラ』(2002年)、『ハゲタカ』(2007年) そして『人間電子レンジ』(2013年 世にも奇妙な物語)……等でしょうか。『恋ノチカラ』(主演 深津絵里・堤真一)で楠木文具の社長をやらせて貰って好評だった事が、他の連続ドラマへの出演に繋がって行ったと思いますし、『ハゲタカ』の中延はそれまで余り演じた事がない頭が切れるインテリの役、『人間電子レンジ』は演じていてとても楽しかったです。ちょっと漫画モードの物語なんですが(笑顔)。

志賀さん

行きつけのお店でリラックスしながら


――『人間電子レンジ』では初の地上波単独主演を果たされた訳ですが、主役として現場に行かれるのってやっぱり違うものなんでしょうか?

志賀
いやいやそれがまーったく変わらない(笑)。普通に現場に行って役を演じて帰ってくる。これはね、舞台でもドラマでも主役でもそうでなくても僕の場合は全て同じですね。

――映像で様々なキャラクターを演じている志賀さんのプライベートが気になる方も多いかと思います。お休みの日はどう過ごされてますか?

志賀
うーん、ゆっくり寝て、起きたらお昼近く……散歩したり、お気に入りの温泉に行ったりしながら夜はやっぱりお酒を飲む事が多いかな。舞台も良く観に行きますよ。


■→ 次のページでは志賀さんブレイクのきっかけを大公開!


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