メンズコスメ/ベストバイメンズコスメ

ベスト・バイ・メンズ・コスメ 2013 <顔編>(2ページ目)

毎年恒例のベスト・バイ・メンズ・コスメ 2013 <顔編>がいよいよ発表に。今年は各部門ではなく、全体の傾向をアイテム毎に解説していきます。ますます目が離せなくなるメンズコスメをご覧ください!

藤村 岳

執筆者:藤村 岳

メンズコスメガイド

男性用のクリームが台頭

キールズ

キールズ フェイシャル フュール HL クリーム 50g 4935円

そして、今年の潮流と言えば男性用のクリームが台頭してきたこと。例えば、キールズ。メンズの充実ぶりで知られているニューヨーク発祥のブランドですが「キールズ フェイシャルフュールHLクリーム」などが出てきました。これはエイジングケア用のもので、かなり高機能なクリーム。今まで男性というと、ベタつきを嫌うあまりクリームを避ける傾向にありましたが、その好みも変わってきたということでしょう。つまり男性がコスメに求めるものが変化したということです。

他にも一部リニューアルしたアルマーニ メンの「アルマーニ メン クリーム」も注目株です。あのアルマーニ御大が肝いりで制作したと言われるクリームで、女性用では既に定番。男性用も以前からありましたが、リニューアルによってさらにパワーアップしているわけです。

さらに男性用の「ポール・スチュアートのハンドクリーム」なども人気が出てきており、塗布後もすぐにサラッとして、スマホを触っても大丈夫と評判。これから男性用クリームのブームが来る予感がします。

洗顔の好みの変化

資生堂

UNO ホイップウォッシュ モイスト 130g オープン価格

クリームのように、実は洗顔でも変化が起こっています。というのも、若い人を中心に自分を敏感肌や乾燥肌と認識する人が増えており、従来のように脂をガッツリ落とす系の洗顔の需要が少なくなってきています。保湿ができるヒアルロン酸やコラーゲン入りの洗顔料が男性用でも確実に増えてきており、マイルドに不必要な古い脂や角質は落としたいが、潤いを守りたいという傾向にあります。

その好例として挙げられるのが資生堂のドラッグストア用のシリーズのUNO。この若者向けのブランドにホイップ洗顔が3種類も登場しました。

また、男性が好きとされているスクラブですが、オーガニックで有名なニールズヤードレメディーズなどを選択する自然派男子も見受けられます。

メンズコスメの新たな潮流

ウルオス

ウル・オス 日やけ止め 各25ml <左>SPF25 PA++ 1050円 <右>SPF50 PA+++ 1260円

他にも大塚製薬のウル・オスのUVケアが2つになりました。こちらはSPF値の違いで、使い分けを推奨しています。もはや紫外線ケアは光老化を予防するためになくてはならない存在。このような男性用UVアイテムの進化もまた、今年のトレンドと言えるでしょう。

さらに、過剰なパッケージを省いたバルクオムなどもおもしろい傾向です。実用主義の男性の心にどこまで響いていくのでしょうか。ただし、コスメを選ぶ際に男性でも女性と同じく、成分だけでなく雰囲気や世界観を求める傾向が最近、見受けられますので、今後の動向に注目したいところです。

さて、このように着実に変化を見せている2013年のメンズコスメ市場。来年の新製品のニュースは現時点で、続々と入ってきています。そのような状況を考えると、これからも活況を呈していくに違いありません。

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