テクノポップ/アーティストインタヴュー

(M)otocompo熱狂! 伝説のOTOCOたち年表(5ページ目)

MotocompoからスピンオフしたOTOCOだけのユニット、(M)otocompo。一見、オモシロ系の名前に隠されたその秘密。(M)otocompoを代表して、Dr. Usuiに「伝説のOTOCOたち年表」について語って頂きました。いつの時代にも歴史を動かしてきた男たちがいた!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

OTOCOたちの氷河期(メガネ男子)

ガイド:
meganedanshi

メガネ男子

2005年の『メガネ男子』の刊行はどのような意味が? Dr. Usuiも僕も一応、メガネ男子になるんでしょうか?

メガネ男子 (amazon.co.jp)

 
Dr. Usui:
Motocompoのchihoが、男の子はメガネかけた方がいいよとよく言っていたんですよ。つまり簡単に言えば、彼女の趣味ですね。chihoはMotocompo活動当時、選手と呼ばれていたんですが、最近は会長と呼んでいるんですね。これは、明和電機さんへのリスペクトで、土佐兄弟のお兄さんは今会長に就任されていいらっしゃいますから。

まだ新しいメンバーは彼女に会わせていないですけど、会長がOTOCOたちに説教している様が見えるようで面白いです。

ガイド:
メガネ男子は女の子目線で決まったものだと。
2010年には、 Motocompoが無期限活動休止宣言となりますが、解散はしていない?

Dr. Usui:
はい、解散はしていません。

OTOCOたちの氷河期((M)otocompo)

ガイド:
同時に、OTOCOたちだけで(M)otocompoがスタート。この名前、ふざけているけど、インスピレーションとかあったんですか?

Dr. Usui:
secretborderline

MOTOCOMPO LIVE on Ustream “SECRET BORDERLINE”

Motocompoの最後のワンマンライヴがあったんです。休止の理由はchiho選手が二人目を懐妊されて。10周年の記念行事で盛り上がってきたんですけど、続けられない。盛り上がりをうまく使っていくには、止めない方がいいなという意見が、当時のカツメンもいたサポートメンバー、スタッフたちの中であったんです。

最後のライヴでは、もうお腹が大きいので長時間ライヴが出来ないというのもあり、chiho抜きのコーナーのを作ったんです。サポートメンバーを敢えて男たちだけにして、「Tiny Luck'n'roll」をみんな同じ格好で、やってみたんです。通称Usui隊って最初は言っていて。そんななかなか面白いアイデアが出てきたから、その時とはメンツは変わったんですけど、ここだけやってみればいいのではないかと。じゃ、変名の名前を考えようとした時に、カツメンが「男だけのMotocompoでOtocompoは?」と言ったんですね。「いいな」「いや、ないか~、ダセー」とか言ってたんですけど、「男」と「音」がかかっている事に気づいたのです。なんか、「音」と「コンポ」でステレオみたいだし。表記も(M)にして読まない字にすれば、Mに「Man」と「Music」という事で同じ意味になる。後は、男たちの母体(Mother)とか。

(M)otocompoのロゴもMotocompoデビュー10周年記念のロゴを流用しただけなんです。これを栄光のエンブレムと呼んでいるのは、Motocompo結成からここに至るまでいろいろな人たちのアイデアの蓄積によるものから(M)otocompoが生まれたからなのです。

MOTOCOMPO LIVE on Ustream “SECRET BORDERLINE” (amazon.co.jp)

ガイド:
いろいろ辻妻があっているのが、恐ろしい。

Dr. Usui:
名前としてはMotocompoよりも完成したなと。

 
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