個人旅行のメリット
逆に、トルコ旅行は二度目以降なので、今度は一つの都市でもっとゆっくり滞在したい、自由な旅行を満喫したい、という希望がある場合は、個人旅行がお勧めです。ブラブラ町歩きだって旅の醍醐味
とりわけ広大な国土を持つトルコのパッケージツアーにおいては、短期間でより多くの都市をゴリゴリまわりまくってお得感を演出しているツアーがほとんど。「たくさんの都市をまわれる」=「一つの都市での滞在期間が短い」ことになります。その上一日に何時間もバスで移動しなければならないことも多くなり、ツアー会社としては決められた時間内に決められた場所を訪れるために、ある程度急がなければならないという実情があるのです。
また、パッケージツアーの多くは破格の安さを演出するためにお土産屋に寄ります。もしトルコ石、皮製品、絨毯に興味がある場合は、ツアーで指定されたお店で買えば、仮に後から返品したい場合にも対応してもらえるなど、補償的な面でも安心ですし、トラブルに巻き込まれる可能性も低くなるのでよいでしょう。ただし、全く興味がない人には、忙しい行程の中でお土産物屋に寄られるのはちょっと辛いですよね。
どうせなら、美味しいトルコ料理が食べたい!
パッケージツアーの選び方1 旅行日数
旅行日数を考える場合、まず飛行時間が関わってきます。トルコは直行便でも片道12時間半かかりますから、往復で25時間。空港までの時間や待ち時間を含めると、1日半は飛行機移動に費やされる計算になります。バスそのものの乗り心地はなかなか
ここで、多くのパッケージツアーが催行しているトルコ基本訪問都市を見てみましょう。カッコ内は、ガイドが想定する「最低でもこれだけの時間をかけたい」という目安です。
- イスタンブール(2日)
- アンカラ(半日)
- カッパドキア(1日半)
- コンヤ(1日)
- パムッカレ(半日)
- エフェソス(1日)
- ベルガマ(半日)
- トロイ(半日)
ただ、多くのパッケージツアーは日本人の休暇計画に合わせて8日間程度に収めているところがほとんどで、この場合、観光名所のうちアンカラ、又はベルガマを外しているパターンが多くく見られます。
パッケージツアーの日数について、ガイドの意見としては、この「丸々8日間」が最低ライン。これより短期間のツアーだと、体力的にかなり消耗するスケジュールだったり、訪れる観光名所が少なかったりするため、あまりお勧めできません。
パッケージツアーにはほとんど含まれていない海沿いリゾート地でゆっくりするのもお勧めです(ボドルム)