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来年は午年! 馬にまつわるイディオムを増やそう

英語のイディオムには動物がたくさん登場します。2014年の午年にあわせて、馬にまつわるイディオムを増やして使いましょう!

水野 稚

執筆者:水野 稚

英語学習ガイド

動物イディオムを増やして、表現の幅を広げよう

そろそろ丑年も終わりに近づき、来年の干支である馬のグッズを見かけるようになりましたね。今回の記事では、馬に関連するイディオムを取り上げます。ちょっとした会話の中に動物イディオムを取り入れると、表現が豊かになって楽しいですね!


馬にまつわるイディオム

それでは早速、馬のイディオムを挙げて行きます。みなさんは、どのくらい聞いたことや使ったことがありますか?


1. dark horse

horse

馬の表現はたくさんあるよ!

カタカナでも「ダークホース」と言いますね。予想外の実力を持つ人や、未知の実力を持つライバルのことを指します。イギリス人は馬を愛することで有名ですが、イギリス英語ですと少々意味が変わり、他人を驚かすような能力があり、自分のことをあまり話さない人のことを指します。スパイっぽい感じでしょうか?

Oxford Advanced Learner's Dictionaryの定義では、a person who does not tell other people much about their life, and who surprises other people by having interesting qualitiesとあります。やっぱりスパイっぽい!?


2. eat like a horse

直訳は、「馬のように食べる」です。干し草好き……ではなくて、「大食漢
という意味です。ちなみに、drink like a fishは、「大酒飲み」という意味です。口を開ければ水のような液体が四六時中口に入るという訳ですね。


3. from the hourse's mouth

「馬の口から」が直訳ですね。これは、馬の歯を見ると本当の年齢がわかることから、「信用出来る筋から」という意味です。例えば、I heard the news from the hourse's mouth(確かな筋からその情報を聞いた)のように使います。この例文のように、hearとの組み合わせがよく見られます。


4. look a gift horse in the mouth

3の表現と類似していて、やはり馬の口に関する表現ですが、こちらは通常notの意味のある単語との組み合わせで「贈り物に難癖やケチをつけるな」という意味です。本当に価値ある品物なのかを念入りに調べるような感じがします。


5. beat a dead horse

mouth

口の中で判断しないでね!

直訳では、「死に馬に鞭を打つ」という意味です。「無駄骨を折る、済んだ話を蒸し返す、決着のついた話題を持ち出す」のような意味があります。「鞭を打つ」を意味するbeatは、類義語のwhipやflogに置き換えて使われる場合もあります。




まとめ

いかがでしょうか?馬にまつわる表現はまだまだたくさんあります。他の動物に関するイディオムも多く存在します。語彙力が増えない、単語がなかなか覚えられないという悩みのある方には、動物イディオムはうってつけです。印象深いですし、語彙の由来となった事象や場面を思い浮かべながら楽しく自分のものに出来ます。

年末に向けて、beat a dead horseはせず、年忘れの楽しい時を過ごしたいものです。そして、来年がas strong as a horse(馬のようにとても丈夫で健康)な年になるよう、eat like a hourseは、どうぞほどほどになさって下さいね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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