テキスト選びは重要!最短距離で合格を目指せ

ここからは具体的な勉強法についてお話します。独学をするうえで、まず必要となるのがテキスト類です。宅建試験に合格するのに必要なアイテムは3つあります。

1.テキスト
2.過去問集(過去に出題された問題)
3.模擬試験・模擬試験問題

この3つは必ず購入・申込をしましょう。予備校等に通われる方はそこでテキスト・問題集が配布され、模擬試験を受験できるのが一般的です。

【テキスト】
大学法学部出身である程度法律の基礎がある方は、総まとめ的な薄いテキストでも十分ですが、これから法律を学ぼうとする方は以下の点に注意してテキストを選ぶとよいでしょう。

・図表だけでなくしっかりと文章で説明がされている
・過去問に対応している
・制度趣旨(その制度が作られた理由)が書かれている

宅建試験に合格するための初学者向けのテキストなら、A5サイズで500ページ以上のボリュームは必要となりますので、「薄い方が勉強量が少なくて済む!」と勘違いしないようにご注意ください。薄い本は、ある程度学習が進んだ人向けの直前期に使用するポイント集であることが多いからです。
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【過去問集】
宅建試験の出題の7割程度は、過去に何度も出題された分野からの類似問題です。ですから、過去問を解かないで宅建試験に合格することは不可能です。

過去問集には、「分野ごとに分類されたもの」「年度ごとに分類されたもの」「1問1答型に整理されたもの」があります。
初学者の方は、「1問1答型」から入り、つぎに「分野ごと」に進み、直前期に「年度ごと」に取り組む、という使い方がスタンダードです。

その理由は、宅建試験で出題される問題の3割程度は初学者にとってはかなり難しい内容なので、最初の段階でそれも含めて学習すると、先に進まずにひとつのところで止まってしまう危険な状態になる可能性があります。

したがって、そのような難しい問題を省いた「1問1答型」から入り、合格に必要な基本的な知識をしっかりマスターした後に、消去法などの受験テクニックや解答時間を意識するために「分野ごと」を使い、最後に模擬試験代わりに「年度ごと」を活用するのがベターです。

すべてに共通する注意点としては、解説がしっかりと書かれているものを選ぶことです。解説に「建築基準法○○条を参照」「問題文の通り」とだけ書かれているようなものは、初学者には不向きです。

【模擬試験】
模擬試験は必ず受験しましょう。できれば会場で受験することをおすすめしますが、時間の関係でどうしても行けないという方は、市販の模擬試験でもかまいません。回数としては、3~5回程度がベターです。模擬試験も過去問と同様に、解説がしっかり書かれているものを選びましょう
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次のページでは、具体的な学習方法についてご説明します