冷えとり・冷え対策で効果がみられないのはなぜ?

冷え改善法を試みてもなかなか効果が見いだせない人は骨盤の問題かも?

冷え改善法を試みてもなかなか効果が見いだせない人は骨盤の問題かも?

手足の指先が冷たくなりやすかったり、体の冷えを感じやすい人にとって、寒い季節を過ごすのは気が重いもの。冷えの症状がひどすぎて、不安な気持ちになることもあると思います。体の冷えとり、冷え対策には、半身浴や漢方、アロマ、冷え取り靴下などの色々な方法があります。

ですが、どれを試してみても効果が今ひとつ……という方も少なくありません。もし、それらの方法でうまく冷えが改善されない場合、骨盤の歪みがあったりと、骨盤のバランス機能が低下しているかもしれません。


冷え予防の基本は骨盤調整から

腰痛のある人は、骨盤の歪みを意識したことがあるかもしれません。骨盤は、腰椎と繋がっているため、背骨の土台でもあります。骨盤や腰の筋肉の疲労やコリによって、骨盤が歪むと、腰部にも負担がかかる場合があるのです。

実は、腰痛の人のみならず、手足の冷えや体の冷えを感じる人にとっても、骨盤は要となる部分。冷えで困っているという人には、骨盤が背骨の土台としてしっかりと機能していないことが影響していることも多いのです。

骨盤の歪みで体の芯から冷え体質になる?

冷えの症状がみられる場合、なぜ骨盤のコンディションが重要なのでしょうか? それは、骨盤に付着している筋肉が過度に緊張していると、胃腸の働きが低下してしまい、内臓の血流の滞りがちになるためです。

その状態が繰り返されることで、体の深部の温度も低くなり、体の芯から冷えるといった状態へむかっていく心配があります。体の深部が冷えていると、大切な臓器への血流を優先させるがために、手足など末端の血流が滞り気味になり、手足の冷えも深刻なっていくケースもあります。

骨盤の歪みチェック

骨盤の歪みがある場合、お腹に力が入りにくくなっている場合が多いのですが、ご自身で気づくことが難しく、そのまま放置してしまうことが多いようです。お腹の力が入りにくいということは、姿勢の保持が疲れやすくなるため、背中が丸くなる猫背姿勢の兆候がみられます。「姿勢が悪くなった?」と思ったら骨盤ケアのタイミングかもしれません。

■骨盤の歪みチェック法
  1. 布団の上で仰向けになります。
  2. 両膝を伸ばしたままで、両下肢を持ち上げてみましょう。
  3. 全く持ち上がらない人、一瞬だけ持ち上がり、すぐに下がってしまう人は、骨盤のコンディションが低下している可能性があります。

骨盤の歪みを治す方法は? 簡単エクササイズ

骨盤のコンディションがいまひとつ……という人におススメの簡単なエクササイズです。体の動かし方を覚えてしまえば、どこでもできるエクササイズですが、最初は、壁のある部屋で行うとわかりやすいかと思います。

座る場所はお尻の痛くなく冷えないカーペットの上などが良いです

座る場所はお尻の痛くなく冷えないカーペットの上などが良いです

1.壁に向き、両下肢を投げ出し長座をして、両手は体の少し後方へつきバランスを保てるようにします。











骨盤の動かせる程度により後から距離をかえてもかまいません

骨盤の動かせる程度により後から距離をかえてもかまいません

2.壁から足を15~20cmほど離します。









上半身はなるべく固定させておき、骨盤を動かすようにします

上半身はなるべく固定させておき、骨盤を動かすようにします

3.片方の足の裏を、壁に近付ける意識で前方へ動かします。ポイントは、骨盤・下肢を床に沿ってスライドさせ動かすイメージをもつことです。







骨盤の状態により動かしやすさなどに左右差があります

骨盤の状態により動かしやすさなどに左右差があります

4.足の裏が壁にタッチ・もしくは、近づくことができたら、反対側も同様に行います。左右、交互にゆっくりと5~10回動かします。

初めは動きが硬く感じられるかもしれませんが、骨盤周りの筋肉がほぐれてくると、スムーズに動かすことができるようになります。




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