初心者向けMacBookの候補は4種類
Macの中では比較的安価で、取り回しもよいため修理や売却も簡単と、初心者に打ってつけなMacBook。しかしMacBookとひとくちに言っても、現在では合計で5種類ものモデルがあります。【MacBookの種類】
MacBook Air 11インチ(9万8800円~)
MacBook Air 13インチ(10万8800円~)
MacBook Pro 13インチ(11万8800円)
MacBook Pro Retinaディスプレイモデル 13インチ(13万4800円~)
MacBook Pro Retinaディスプレイモデル 15インチ(20万4800円~)
いまだ現役のMacBook Pro 13インチ。実は自分でメモリ増設が可能な上、光学ドライブをSSDに換装することで激早マシンに変身する玄人向けモデルでした
残ったMacBookはMacBook Air 11インチを除き、すべて13インチモデルです。つまり、「極限まで軽くて小さなMacBookが欲しい」という方は、事実上11インチ一択と言えます。解像度が低いので画面は狭めですがネットやメールを利用する分には十分ですし、SSD容量は少ないながらもiPhoneのバックアップは十分可能です。懸念だったバッテリー寿命の短さもMid 2013モデルで最大9時間にまで伸びたことで、日帰り程度ならACアダプターなしでも出かけられるようになりました。しかも、安い。夏に出たので値引きも期待できます。
【MacBook Air 11インチの○と×】
○一番小さくて軽いMacBook
○ACアダプター類も小型・軽量
○ネットやメールなどテキストの閲覧・入力用途なら十分
○SSD起動ゆえにサクサク
○価格が安く、値引きも期待できる
○余った予算でDVDドライブと外付けHDDが買える?
○9時間のロングバッテリー
×画面が狭い
×iTunesにCDに読み込ませるには別途ドライブが必要
×SSDモデルなので記憶容量が少ない
しかし、これまでMacBook Air 11インチを2台乗り換えてきた筆者の実感として、やはり「11インチの画面は狭すぎ」と言わざるを得ません。しかもあと1万円足せば──重さは270gほど増すものの──画面が13インチに拡大し、バッテリーが3時間長持ちし、さらにはSDカードスロットまで付いてくるのです。自分なら次は13インチを選びますし、周囲の初心者にもなるべくそちらにおすすめしています。
次のページでは、悩ましい13インチの選び方です。