ネイティブ・スピーカーは、仕組みを説明出来ないことが多い
I went to the park.(公園へ行きました。)
I have been to the park.
(公園へ行ったことがあります。)
この2つの英文の違いを文法抜きで説明出来ますか?
ネイティブ・スピーカーでも、専門知識がない限り、文法的な違いを説明することはたやすくありません。日本人が、助詞の「は」と「が」の使い分けをうまく説明出来ないのと同じです。
英語を外国語として学ぶ時、この2つの違いを「感覚のみ」で理解して使えるようにするのは、とても効率が悪いと言わざるを得ません。
でも、「文法」を使って、英語には過去形と現在完了形があることや、それぞれがどういう「型」で出来ているか、日本語と比べてどう違うのかなどを学ぶなら、ずっとたやすく「理解」出来るはずです。
その「理解」を音読などで実際に身体を使って練習し、「感覚」に落とし込んだ時、はじめて「自分のもの」になります。
<0段階? 理解段階? 練習? 感覚段階>
文法は、「感覚」の段階まで一気に連れて行くことは無理だとしても、その前段階の「理解」の段階では最適な仕事をしてくれるのですね。
私もアレルギーから脱して、英語の世界が広がりました。より正確な英語を身につけることにもなります。ぜひ、あなたも英文法アレルギーから脱して、もう一段階上の英語の世界を目指してみませんか?