トラベル英会話

英語で道案内ができる人になりたい!

「どれくらい英語ができるようになりたい?」と考えたとき、「せめて外国人に道を聞かれて、答えられるくらいになれば……」と思う人は多いのではないでしょうか。英語で道を教えるのはそう難しいことではないのですが、外国人にいきなり声をかけられると、焦ってなかなかうまくいかないもの。今回は、“英語で道案内ができるくらいの会話力”を身につけるための方法をご紹介しましょう!

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

「英語を使うのってどんなとき?」と考えたとき、たいていの人は「海外旅行のとき」「会社にたまたま英語で電話がかかってきたとき」そして「外国人に道を聞かれたとき」が思い浮かぶのではないでしょうか。やっぱり、英語で道案内くらいはできるようになっておきたいところですよね。しかし、これが実際にやってみると、なかなかうまくいかないことが多いのです……。

道を尋ねられたけれど、実際の把握具合は?

英語で突然道を尋ねられると、しどろもどろに……。なめらかに話すにはどうすれば?

英語で突然行き方を尋ねられると、しどろもどろに……。なめらかに話すにはどうすれば?

東京や大阪、京都などの都市部で暮らしていると、たいていの人が1回や2回は、外国人に道を聞かれた経験があるのではないでしょうか。相手が使う表現は、例えばこういったものです。

1) Excuse me. Where is the Tokyo City Hall?
(すみません、都庁はどこでしょうか?)

2) Can you tell me how to get to the Tokyo Station?
(東京駅への行き方を教えてもらえませんか?)

3) Which line should I take to get to Shibuya?
(渋谷に行くには、何線に乗ればいいのでしょうか?)

すべて正確に聞き取るのは難しいかもしれませんが、とりあえず道順や電車の乗り方などを聞かれている?といったくらいはわかるのではないでしょうか。

突然聞かれても答えられない!

1)の答えは、例えばこういったものになるでしょう。

Go straight this way and turn left at the second corner. You’ll find it on your right.
(この道をまっすぐ行って2つ目の角を左に曲がってください。すると右側にあります)

必要な表現は、学校で習ったやさしいものばかり。誰にでもすぐに言えそうなものですが、外国人にExcuse me.(すみません)と声をかけられた瞬間にパニックになってしまい、言葉が出てこなかったりします。

英語はスポーツと同じ。普段から運動していないと体が急に動かないように、突然英語をしゃべろうとしても、頭と口がついていきません。聞く練習も大事なのですが、実際に声を出してしゃべる練習をぜひしてみてください。書かれた英語を声に出して読んでみるだけでもいいですし、聞き取れた英語を自分で繰り返し言ってみるのも効果的です。

それでは、実際に道や駅で外国人に会って、上に挙げた2)と3)のように聞かれたとき、どのような答え方が考えられるでしょうか。次のような設定で、答え方を考えてみてください。

2)この道をまっすぐ行き、最初の角を右に曲がると、左側に見つかる
3)中央線に乗り、新宿で乗り換え。山手線の品川方面(in the direction of Shinagawa)に乗ると、3つめ。

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