小学校受験/小学校受験学校情報

お茶の水女子大学附属小学校(3ページ目)

小学校教育の理論および実践に関する研究の場、また学生の教育実習場となることを目的とするお茶の水女子大学附属小学校。研究開発指定校として、独自のカリキュラムを採用している。通算受験実質倍率は、第一次の抽選(合格)で男女各150名に絞り、また第二次合格者を更に抽選するため、男子40.1倍、女子73.3倍と非常に狭き門。学びの特徴、受験傾向(抽選含む)、受験倍率までを徹底紹介。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド

お茶の水女子大学附属小学校の願書配布時期

例年10月中旬の学校説明会時、もしくは11月上旬の平日が予定されています。

お茶の水女子大学附属小学校、受験(検定)内容とその狙い

検定の応募資格は、東京23区以内に保護者と同居する者。入試は1次と3次抽選、2次のみ検定を行います。検定内容は、行動観察(ゲーム遊び・鬼ごっこ・トランプなど)、運動(片足バランス・大縄跳びなど)、制作(自由制作・課題制作などの絵画)、個別(常識、推理、言語、話の記憶など口頭試問)、面接(児童と父母のどちらか)、その他(考査時にB5用紙1枚のアンケート記入)。

定員男女各25名程度に対し、志願者男子1,082名、女子1,906名。1次抽選通過は男女各150名。2次合格者は男女各53名。合格者は男子27名、女子26名。通算受験実質倍率は男子40.1、女子73.3(09年度入試08年秋実施)となっています。

なお、附属幼稚園からの連絡進学は男女各33、34名ほどいます。

第1志望校にする場合は要検討を

筑波大学附属小学校や、東京学芸大学附属竹早小学校とのかけもち受験をする家庭が多い傾向にあります。そもそもお茶の水の場合、抽選での(第2次検定への)合格の確率がとても低く(男子7~8倍、女子12、13倍)、第1志望校にするかどうかは検討を要します。かなりユニークな教育を行っている点も、わが子の将来的な進路展望と照らし合わせて考慮する必要があるでしょう。

お茶の水女子大学附属小学校の学費

初年度納入金 約250000円(教育後援会や教材、制服代など含む)
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