子供も喜ぶアロマとキャンドルのナチュラルクリスマス

さりげなくとり入れたい、アロマとクリスマスキャンドル

ふんわりした光に包まれた、幸せいっぱいのクリスマス。幻想的なキャンドルから穏やかな香りが漂います。
ここ数年、人気を集めるクリスマスのアロマやキャンドル。その由来を紐解きながら、お子さんも楽しめるかわいらしいものや手作りできるキットなど、プレゼントにもぴったりのキャンドルを紹介していきます。

クリスマスプレゼントの起源とされるアロマとは？

『にぐるまひいて』や『ルピナスさん』などで、大人の女性にもファンの多いバーバラ・クーニーは、クリスマス絵本も数多く書いています。中でも『クリスマス』は、キリスト誕生の物語から、現代の世界各国のクリスマスの慣習までを紹介した絵本です。

優しい語りと、慎ましくあたたかみのあるイラストに彩られた絵本は、派手ではありませんが、穏やかな気配に満ちていて、子どもたちも静かに聞き入ります。

その中で紹介されているのが、東方の三博士の物語。キリスト誕生の際、ベツレヘムの星に導かれてやってきた三博士が贈り物としてたずさえてきたのは、当時貴重だった、黄金・乳香・没薬（もつやく）でした。実は、これがクリスマスプレゼントの起源とも言われています。

今は、乳香も没薬も、アロマテラピーで使うエッセンシャルオイルとして、簡単に手に入れることができます。乳香はフランキンセンス、没薬はミルラです。

フランキンセンスは痰を切ったり咳を鎮めたりする効果、ミルラは高い防腐効果で知られています（「ミイラ」の語源は、ミイラを作るのに欠かせない植物である、このミルラだとも言われています）。両方に、リラックス効果もあります。

そのほか、モミの木を思い出させるウッド系の香り、お菓子のような柑橘系の香りも、クリスマスを明るく彩ってくれるでしょう。

手軽にアロマオイルを香らせる方法は？ 手作りディフューザーも楽しい！

手早くしっかりと香りを飛ばしたい場合は、やはり市販のアロマディフューザーを使用するのがいいでしょう。

でも、ほんのり香らせるのであれば、お子さんと手作りするのもおすすめです。たとえば、松ぼっくりなどの木の実を使ったナチュラルなディフューザーはいかがでしょうか？ 作り方は簡単、紙粘土で土台を作り、そこに木の実をさしてよく乾燥させるだけです。乾いた粘土がエッセンシャルオイルを含んで芳香するので、オイルをたらしてお使いください。

玄関やお手洗など狭いところだけなら、お湯を入れたコップやティッシュペーパーに数滴たらすだけでも、いい香りを漂わせることができます。

子どもの思い出に残る、クリスマスキャンドル

クリスマスに、教会でイエス・キリストの誕生を祝ってキャンドル・サービスが行われることがありますが、家庭でも、クリスマスキャンドルを灯すと、次の1年家族が健康で幸せにいられると言われています。

キャンドルの光は、子どもにとっても特別なもの。ふわっとあたたかな光が、クリスマスの思い出を色濃くしてくれるはず。

ここからは、クリスマスを盛り上げてくれるキャンドルをご紹介します。手作りのキャンドルは、クリスマス会などのイベントにもいいですね。記憶に残る、素敵なクリスマスをお過ごしください！

カラフルサンタ・スノーマンキャンドル

いかにも子どもが喜びそうな、クリスマスらしいカラフルなキャンドルです。飾っておくだけでもかわいいですね！

クリスマス柄フローティングキャンドル

和ろうそくの絵付師が一つ一つ描いた和ろうそく。海外にお住いの方へのプレゼントにもおすすめです。

 

ロージーリングスボタニカルキャンドル

草花やスパイスを盛り込んで手作りされることで知られる人気のキャンドルです。火をつけるのがもったいないほどの美しさは、大人の女性だけでなく、子どもも「きれいだねー」と見惚れるほど。こちらは、オレンジブロッサム&ハニーですが、いろいろな種類があるので、お好きなものを見つけてくださいね。

 

 

蜜蝋キャンドル

100％ミツバチの巣だけで作る蜜蝋キャンドル。火をともすをほのかに甘い香りが漂います。有害な成分が含まれていないのもうれしいところ。ナチュラルなインテリアにもピッタリです。

 

LEDキャンドル

炎のゆらぎを再現したLEDキャンドル。火を使わず煙も出ないので、どこにでもおけますし、小さなお子さんやペットがいても安心です。

 

手作りキャンドル

キャンドルへ、カラーシートワックスを貼り付けてデコレーションする手作りキャンドル。お子さんからお年寄りまで、みんなでクリスマスの準備を楽しめます。