大阪に次世代フレンチ「リベルタス」誕生

外観

「リベルタス」の外観

梅田から東へ歩いてたった10分程のところに下町風情を残す街「中崎町」があります。一歩足を踏み入れると路地や長屋が昭和にタイムスリップしたような気分にさせてくれる貴重なエリア。その中崎町に、今年7月5日、1軒の個性溢れるレストランが誕生しました。その名は「リベルタス(Libertas)」(ラテン語で「自由」という意味)。シェフの竹内邦太さんが思いを込めて名付けられた店名です。

地元大阪出身の竹内シェフが、まず料理人としてスタートしたのは中華の四川料理の店。その店で6年間みっちり修業された後、東京のラ・ロシエルで2年3ヶ月フレンチを修業、次いでラ・ロシエルの大阪店で3年間腕を揮われた後、大阪のトゥールモンドでさらに研鑽を積まれていましたが、お母様のご病気を機に独立を決意されたのです。

Boulanger S.KAGAWAのパン。

パンはお店の近くにある「Boulanger S.KAGAWA」さんのもの。食パンやフォカッチャ用の生地が使われており、柔らかく料理にもよく合います。

阪急梅田からでも徒歩圏内ですが、地下鉄谷町線の東梅田からひと駅の「中崎町」からなら南へ歩いてわずか2分ほど。中に入ると、ウェイティングスペースの奥に、ほぼ正方形の広々としたダイニングルームがあります。インテリアはすっきりかつモダン。南北の壁沿いには長短のソファーを配し、入口寄りにはカップル用カウンター席も設けられ、様々な人数と用途に対応できるように工夫されています。

そして、竹内シェフが目指されるのは、多彩なソースを駆使して、軽やかさとしっかりとしたコクと旨味を両立させた「クリアな料理」。胃にも優しく、ヘルシーで身体が喜びそうな料理でもありますね。「食材と技術は反比例」とおっしゃる竹内シェフ。つまり、「高級食材はあまり手を加えないほうが美味しいけれど、高価な食材でなくても技術と手間ひまで美味しくできる」ということ。このブレない哲学でずっとやってきましたと、気取らず親しみやすい笑顔で語られます。

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