The World of GOLDEN EGGS
ガイド:2009年3月にあったTurkey パラダイス Orchestraのショーで、初めて岩崎さんとお話することができました。 どのようにCGアニメ「The World of GOLDEN EGGS」からこのバンド企画が生まれたのですか?
The World of GOLDEN EGGS MUSIC The Finest Turkey’s Hill compilation & Extra Movie (Amazon.co.jp)
最初は、「GOLDEN EGGS」の映像を流すイベントを映画館でやったりしていて、LARRY & MONICAという主役のナレーターが出てきて、トークショーみたいなのもやっていたんです。音楽アニメでもあるので、だったら、ライヴもやっちゃおうという事になって、曲もほとんど僕が書いていたし、僕もライヴでやりたいなと思っていたので、周りを焚き付けたんです。最初はたいして売れていなかったんだけど、そのうちにドカッと売れ出したので、でかいスクリーンを持ち出したり、編成も一気に増やしたんです。それは、僕の中のプロデューサーの部分として、企画の一つとしてやりたかった事の一つでもあったんです。ノンジャンルの曲が曲ごとに変わっていくエンターテイメントショー。 全体プロデューサーからも岩崎さんは、指揮者として踊るバンマスでという事で。
ガイド:
岩崎さんはバンマス、ピエーロ・モリニエとして本当にピッタリの役どころでした。僕も予想しえない展開だったのですが、このプロジェクトをやって、岩崎さんの感想をぜひ訊かせてください。
岩崎:
成り行きだったんです。アメリカの話だし、カントリーとか自分が本来やっていないジャンルだったので、割り切って楽しくやれたというのはありますね。曲によっては、ヨーロッパ趣味のチープなイタリア映画みたいなのもあるんですけど。需要と供給のバランスなんですけど、あういうのは企画として一からやると大変なんですが、たまたま「GOLDEN EGGS」という企画があって、ライヴをどう見せるということになっていったので、話が早かったです。