お店の周りは閑静な住宅街
玄関
17時30分のオープン時に到着して本日一組目のお客となったが、ほんの数分で店内が満席になるほどの人気店のようだ。客層は家族連れやご夫婦の組か多く、地元で愛されている蕎麦屋のようだ。店内にはテーブル席が8席と、他に奥に個室風で6席、奥にテーブル席が4席で合計18席となっている。
各種メニュー
野沢菜
席に着くと「そば茶とお新香」が出る。「そば茶」の香りが素晴らしい!野沢菜は信州の和田峠の麓にこだわったお漬物が運ばれる。
蕎麦味噌
鯵と鱚の味醂干し
鴨焼き
鴨の南蛮焼き760円もお奨めである。たれがなじみ、肉厚の鴨肉が5枚もついてこの値段は良心的なメニューである。
信州蕎麦
信州蕎麦
そば粉は戸隠産で色は薄めの上品な細切りの蕎麦である。喉越しも爽やかであるが深い味わいもある旨い蕎麦である。そばの量も充分あり600円はリーズナブルである。そばは木曾檜で特別に作ったという、長方形のせいろに盛られている。お店のポリシーとして「信州の野趣(やしゅ)と、江戸の粋を合わせていきたい」とあるように、江戸流に洗練されたそばである。つゆはカツオ風味の辛口、山葵は中伊豆直送というこだわりである。もう一品、暖かい鴨南蛮そばをお願いした。先ほどの鴨と同じく厚切りの肉とネギのコラボはまた嬉しい。
そばのコース2000円とお楽しみコース2500円も期待がもてそうだ。蕎麦前は黒澤酒造と中山道望月、武重本家酒造の生酒づくりを揃えている。
鴨南蛮蕎麦
店名の由来はご主人に聞いたところ、「この家は千曲川左岸の信州小県塩川に在し、代々津右衛門を名乗っていた。対岸には烏帽子岳を正面に湯の丸山、高峰山浅間山が綺麗です」と説明してくれた。
【店舗情報】
店名:津右衛門 (つえもん)
TEL:03-3735-8560
住所:東京都大田区南蒲田1-22-12
最寄り駅:京急蒲田駅・糀谷から徒歩5分
営業時間 :11:30~14:00 17:30~20:30
定休日:月曜・第3火曜
席数:18席 (座敷・個室あり)
地図:Yahoo!地図