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早稲田実業学校初等部(2ページ目)

慶應義塾幼稚舎とともに、小学校受験界で双璧をなす早稲田実業学校初等部。1次合格者対象の2次(親子面接)も含めて男子通算実質倍率約11倍、女子は約12倍(09年度入試)となっていて、狭き門となっている。学びの特徴、願書配布時期、受験傾向、学費までを徹底紹介。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド

早稲田実業学校初等部の願書配布時期

2009年9月5日土曜日から9月30日水曜日まで。施設見学会が9月5日9~12時の間で行われ、その際も学校案内と願書が1000円にて頒布されます。

早稲田実業学校初等部、受験(入試)内容とその狙い

入試は月齢考慮があります。1次はペーパー(図形・話の記憶・数量など)、行動観察、運動(指示運動)、個別(絵画など)、2次(1次合格者)は児童・保護者面接(10分程度)。

ペーパーは慌てず“ゆっくり・じっくり”集中すればできる問題。日ごろの十分な訓練により集中力や落ち着きを身につけておくとよいでしょう。しつけや巧緻性を直接に確かめる課題が出される傾向があり、個別試験では穴にひもを通すことや洋服たたみ、他には「お手伝いをしている絵」が課題に出されたり、家でのお手伝いについて面接で聞かれたりします。

また、体験が重視されるのも早稲田の特徴。面接で自然体験などについて、どんな体験をしたか、虫を見たことがあるか、触れるかなど詳しく質問されることがあります。ちなみに、1次では受験者はケースに受験票を入れて首から下げ、それによって試験中も子どもの名前が一目で分かります。

志願者は例年1500名、定員男女計108名に対し、通算実質倍率が男子約11倍、女子12倍。幼稚舎とともに超難関校に数えられます。09年度(08年11月実施)の入試結果は以下の通り。

■男子
志願者890名、受験者738名、1次合格者102名、2次合格者65名、実質倍率11.4、繰り上げ合格6名

■女子
志願者637名、受験者520名、1次合格者80名、2次合格者43名、実質倍率12.1、繰り上げ合格6名

早稲田実業学校初等部の学費

  • 入学金      350,000円
  • 施設設備資金  300,000円
  • 授業料      660,000円
  • 父母の会費    12,000円
  • 父母の会入会金 2,000円
  • 合計      1,324,000円
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