人口ピラミッドが綺麗な国フィリピンに投資するなら今か?

海外不動産投資を行う上で、ポイントとなるもののひとつが、その国の人口分布図です。年齢ごとの男女に分け、現在から10年後、30年後、50年後の未来まで、どのような人口統計でその国の人口が形成されるのか? 

綺麗なピラミッド図を見せる国は、若い世代の人口が多く、労働力が豊富にあります。ここにインフラ整備や外資の参入が加わると、大きく経済成長します。大きく経済成長する国は、不動産価格が上昇します。

これは世界中どこの国にも言える事です。2050年までの未来を見たときに、世界でも有数の綺麗な人口統計図を見せる国、これがフィリピン。現在9800万人程度の人口が、2040年には1億4000万人まで増加すると予想されています。

フィリピンでは月給4万円のフィリピン人のSEが、アメリカに行って働けば500万円以上の年収。そして数年間アメリカでお金を稼いだあと、フィリピンに戻り起業をする。彼らは高級コンドミニアムを購入し、住まいを構える。

人口の10%が世界中に出稼ぎに出て、海外でお金を稼いでいるらしく、フィリピン人の海外労働者たちのフィリピンへの送金は年ごとに増加しているそうです。この金額の60%~70% が住宅に関連する資金へ使われているといわれています。

それがフィリピンという国の構造のようです。今後人口が増加する中、中国人のように、ますます海外に出ていくフィリピン人が増え、そして彼らは多くのお金を稼ぎ、金持ちとなってフィリピンに戻ってくる。

こうして、毎年高級不動産の需要がより大きくなっていくというサイクルのようです。

そしてフィリピンに注目するもうひとつの大きな理由があります。それは世界の中で最も所得の低い英語圏である、という事です。世界の工場が中国以外の国に広がろうとしている今後、英語が使える人材を安価な人件費で雇用できるのは非常に魅力的です。実際、ワンコインなどオンライン英会話は、フィリピンの先生がメインです。

そのため、グローバル大手企業が相次いでフィリピンに進出し、雇用を生み出しています。フィリピンはコールセンターで有名ですね。企業の進出とともに海外から駐在員がやってきて、高級不動産の需要が発生します。

2009年はリーマンショックの影響もあり、不動産価格は横ばいでしたが、その後は安定的な成長を取り戻しています。2010年以降は、インフレ・GDPの成長に合わせ、不動産価格も上昇してきています。

フィリピンでは、外国人が土地を所有する事はできませんが、コンドミニアムについては自分の名前で登記できます。

ビザの取得の容易さ、英語教育、不動産価格の安さという点から考えても、投資資金の流入が加速していく可能性が高い。しかも2015年にはASEAN経済統合が行われる。そうなれば、今から更に不動産市況は活気づく事になるので、フィリピンへの不動産投資は、今まさにこのタイミングなのかもしれません。

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