新郎へ贈るスピーチ・挨拶の文例
その人間性を表すエピソードをいれ、暴露話やブラックユーモアとならないような展開にしましょう
ご紹介いただきましたCと申します。A君、Bさん、ご結婚おめでとうございます。A君とは会社の新人研修で出会い、実はまだ2年という短い付き合いです。
しかし彼とは、昔からの仲の良い友人のようにとても気が合い、とても仲良くさせていただいています。当時、新人研修はなかなかハードな内容で、まだ学生気分が抜けなかった私たちは、かなりしごかれました。
そんな中、A君は進んで班のリーダーになってみんなをひっぱてくれました。ハードな研修で精神的にも肉体的にも参ってしまっていた班のみんなを、持ち前のガッツとユーモアで励ましてくれ、彼がいなければ、きっと逃げ出して家に帰っていたことでしょう。
Bさん、いまどきめずらしく、男気のある1本芯の通った彼なら、安心してすべてをまかせられますよ。どうかお二人で幸せな家庭を築いてください。おめでとうございます。
【ポイント】
話題をひとつに絞ること。ここでは「新人研修」を題材にすっきりとした内容にまとめます。
■新郎の会社の同僚として その2
ただ今ご紹介いただきましたCと申します。Aさん、Bさん、ご結婚おめでとうございます。Aさんとはアバウト商事の同期入社で、入社後すぐに研修会で知り合いました。
そして現在、Aさんとともに同じプロジェクトに取り組んでいます。会社では一日中一緒に行動していますので、彼の仕事に対する熱心さにはいつも感心させられています。しかし、彼だけには負けたくないと私もひそかにライバル心を燃やしていました。仕事上ではまだ五分五分と思っていましたが、結婚で先を越されてしまいました。しかも、Bさんに匹敵するような素晴らしい方を探すのはかなり難しいと思います。決定的な敗北を認めざるを得ません。
さてBさん、ご結婚後も仕事を続けられることですが、Aさんならきっと仕事と家庭の両立をしっかりサポートしてくれることでしょう。そしてお互いに成長し合うような結婚生活ができるでしょう。どうぞいつまでもお幸せに。
【ポイント】
仕事上でのライバルも、結婚で先を越されて敗北を認めるというユーモアを取り入れるとよいでしょう。