ダブリンでも美しいジョージアンハウスで有名なメリオンスクエア
赤や青、黄色などのカラフルなドアが特徴のダブリンのジョージアンハウス。メリオンスクエアには、渋い色合いのドアも並ぶ
メリオンスクエアはダブリンの南側にあり、18世紀から残る
ジョージアンハウスが残るエリア。街の至るところにジョージアンハウスが見られるダブリンですが、この場所は特に美しいことで有名です。
1855から23年間オスカーワイルドがこの場所に住んだことを伝えるプレート
アイルランドの指導者ダニエル・オコンネルや文豪のイエーツ、オスカーワイルドがかつて住んでいたこともあるエリアで、彼らが暮らした家も残っています。ドアの横には名前と住んだ時期が刻まれたプレートが付けられているので、ジョージアンハウス巡りをしながら著名人のお家探しをするのもおすすめです。
■メリオンスクエアにある著名人が住んだ家の番地
- オスカー・ワイルド No 1
- ダニエル・オコンネル No 58
- イエーツ No 82
このエリアのジョージアンハウスですが、いまではオフィスなどに使われるケースがほとんどなのだそう。オフィスが閉まっている土日に歩けば近くまで寄ってじっくりディテールを見ることができるほか、カラフルなドアの前での記念撮影なども心置きなくできることでしょう。
緑が美しい公園メリオンスクエアへ
メリオンスクエアにあるオスカーワイルドの石像
このエリア全体もなのですが、その中にある公園もメリオンスクエアという名前です。こちらの公園は同じく街の中心地にある大きな公園セントスティーブンスグリーンに比べると小ぶりですが、緑が美しく、アイルランドにゆかりのある人の面白い彫刻などもあるのでおすすめのスポットです。
石像のイメージに近いオスカーワイルドの肖像写真
有名どころでは、すぐそばのジョージアンハウスに住んでいたオスカーワイルドの彫刻が挙げられます。なかなかニヒルな表情&ポーズの像なのですが、残っているオスカー・ワイルドの写真を見ると遠からずのイメージなので、やはりこういう人だったのかなと思わせるところがあります。こちらは公園内で一二を争う人気スポットとなっており、いつ行ってもこの像と記念撮影をしている人の姿を多くみかけます。
そのほかアイルランドネタですと、アイルランド人なら知らない人はいない、おもしろおかしなカトリックの牧師さん、テッド神父が主人公のコメディー「Father Ted」で主役を演じ、惜しまれながら1998年にこの世を去ったDermot Morganさんを偲ぶ椅子の彫刻などもあります。
美術館やアトラクションなどをめぐる観光とはまたひと味違ったダブリンの魅力を感じられるエリア、メリオンスクエア。ぶらりと散歩するのにおすすめですので、ダブリン観光の際にはこちらにもぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。