この9年間にあった事
ガイド:村上ユカさん、お久しぶりです。最近はfacebookとかもあって、意外と距離感がなかったりしますが、前回のインタヴューがセカンド・アルバム『アカリ』のリリース記念ということで、2001年ですから、かなり時が経ってしまいました。まだ、僕もAll Aboutで記事を書き始めた頃で、インタヴューとしても5人目! 今もやっているのはある意味奇跡的です(笑)。
村上ユカ:
え、5人目だったのですねー! 光栄です。
凄く慣れていらっしゃる感じでしたので、そんな初期だったとはビックリです。また、こうやってインタビューをして頂けるのは嬉しいですね。
ガイド:
その後のサードとなる『角砂糖』が2004年ですから、ほぼ9年ぶりのアルバムとなりましたが、その間はどのようにされていたのでしょうか? 一番のビッグニュースとかあれば、教えてください。
村上ユカ:
一番のビッグニュースは、、二人目が産まれましたね(笑)。それももちろんありますが、長年いたシンクシンクレコードからも離れてみたりして、自分の音楽との向き合い方という事を考えていたなと。(音楽を)凄くやりたいのに、好きすぎてできない、なんでできないんだろうという、そんな長く苦しい、自分との戦いの時期だったなと今となっては思います。
ガイド:
一時、村上由香名義で活動されていた頃もあったようですが、それは何故? また、現在の村上ユカ名義に戻された理由も、もし差し支えなければ、教えてください。
村上ユカ:
画数が悪かったんですよね、村上ユカが(笑)。というか、自分がうまく行かない理由をそういう事のせいにするくらい、自分は弱かったし。特になにも変わらなかったので(笑)、戻しました。