テクノポップ/アーティストインタヴュー

ひさびさの村上ユカ~鳥と魚(3ページ目)

All Aboutでインタヴュー記事を始めて、僕が5人目にインタヴューしたアーティストは村上ユカさん。彼女が9年ぶりに放つアルバム『鳥と魚』では、テクノの女気と和のエッセンスが融合した初セルフプロデュース作品となっています。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

テクノの女気

ガイド:
オープニングの「るりかあいかそらのいろ」から、ガツーンって感じで、テクノの女気を感じます。自分でプロデュースした作品ですが、やはり突き詰めていった結果なのでしょうか?

村上ユカ:
yucamurakami

村上ユカ

テクノの女気! 嬉しいなあ……。

このアルバムは、打ち込みのものは一曲目から順に作られていて、この曲は一番最初にオケを作って、歌は後回しになってたんですよね。難しくて。

で、結局一番最後になっちゃったんですけど、アルバムが出来ていく中、この曲、元々すごいファンタジーな歌詞だったんですけど、もっと現実とか、自分の中をえぐってでも出すような、歌ってて泣いちゃうようなパンチのある歌詞が必要だなと思って。結果、このアルバムや音楽への思いがあふれる曲になりましたね。やっと音楽を楽しめるようになったなーって喜びの歌です。

 

家内制テケテケPOP

ガイド:
続く「さかなになって」でもその勢いは止まりませんね! 外間隆史さんが書かれたCD帯にある、コピーの中にある「家内制テケテケPOP」 というの見て、「なるほど、言い得て妙!」とニヤリとしてしまいました。ご自身の感想は?

村上ユカ:
テケテケPOP、いいですよね! 外間さんらしいけど、私らしいし、可愛らしくて気に入ってます。この曲もDS10使ったり、iPhoneのアプリ使ったりしてかなり遊んでますね。

日本語の法則を破る

ガイド:
ちょっと、和製ビョークっぽい3曲目「butterfly effect」は、今回のアルバムでは珍しい英語タイトル。シンクシンクにいたアーティストは、ユカさんやsnow mobilesのせいで日本語を重んじるというイメージがあります。ここで敢えて、日本語の法則を破ったのは、何故でしょうか?

村上ユカ:
「Worldorder」を聴いてから須藤元気さんが好きで、彼の本も結構読んだのですが、「風の谷のあの人と結婚する方法」という本の中にバタフライ理論という言葉が出てくるんですよね。一羽の蝶のはばたきが遠い場所の大きな竜巻を起こすかも?というような事が書いてあるのですが、私の歌もそんな影響が出るかもしれないんだなーと思いながら、このタイトルをつけました。

 

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