記憶術/記憶術の例

「忘れてた」が命取り 大切な人との記念日を忘れない法

「今日、何の日か覚えてる?」とパートナーに訊かれて、「え……」と詰まったことはありませんか? 結婚記念日や誕生日など大事な日でありながら、ついうっかり忘れてしまうことがあります。しかし、その「うっかり」が取り返しつかないことになりかねません。大切な人との関係にしっかり覚えておくコツをお伝えしましょう。

宇都出 雅巳

宇都出 雅巳

コーチング・マネジメント ガイド

大学時代から速読教室に通い始め、10を超える速読法を学び、行政書士、宅建、公認会計士試験など、試験勉強で実践研究を重ねる。その中で記憶術も実践。また、20年以上にわたりプロフェッショナル・コーチとして経験を重ねる。その経験に認知科学の知見を加えた独自の学習法・成長法を確立し伝えている。著書は25冊以上。

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「うっかり忘れた」では済まされない

結婚式

忘れることはないと思っていたこの日

あなたは自分の誕生日を覚えていますか?

これはもちろん即答できますよね。

では、あなたのパートナー(旦那さんや奥さん、恋人)の誕生日は即答できますか?

「えーと……」

なかにはすぐに思い出せなかった人がいるかもしれません。

それでは、結婚されているのであれば、結婚記念日を覚えていますか?

結婚していない人でも、今付き合っている人と初めて会った日や初デートした日など、パートナーとの大事な記念日があるかもしれません。

その記念日を覚えていますか?

即答できないレベルだと、日々の忙しいなかで、ついうっかり忘れて、「あ、そういえば……」ということになる危険性大です。

そして、あなたは忘れていて、相手がしっかり覚えていたら……。ちょっとヤバイですよね。

たかが結婚記念日、されど結婚記念日です。

「つい、うっかり」で大事な人との関係に水を差さないよう、きっちり記憶する方法をご紹介しましょう。

その日は何の日?――語呂合わせの活用

まず、簡単にすぐできるが、「語呂合わせ」を活用した方法です。

よく「○○の日」なんていうのがありますが、その日付の読み方との語呂の良さで決まっているものも多いですよね。たとえば、1月15日は「いちごの日」(「いいいちご」から)、7月10日は「納豆の日」など。

まずは結婚記念日などの日付の語呂合わせを考えてみましょう。そのまま結婚などに結びつくのは難しいですから、なんでも構いません。

また、数字を入れると自動的に語呂合わせを出してくれる「自動サイト」もあるので、それを利用するのも手です。「語呂合わせ 作成」といった検索ワードで探してみてください。

そうして、語呂合わせが見つかったら、勝手に「□□の日」と付けてみましょう。そして、「自分たちの結婚記念日は□□の日だ」と覚えておけば、日付が出てきやすくなります。

もしうまい語呂合わせが見つからなかった場合は……。心配する必要はありません。さらに強力な方法がまだ二つあります。

→ さらに強力な二つの方法とは?

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