空腹では運動するほど疲労する?
運動前にグリーンスムージーもオススメ
早朝など、朝食前に運動を行う場合でも炭水化物や糖分を含む食べ物・飲み物・果物等をとり、運動を行います。
【運動前に軽くとりたい場合】
- バナナなどフルーツ類
- フルーツ、野菜を使ったグリーンスムージー
- サンドウィッチ、おにぎり等
運動中には身体が重くならない程度に
長時間運動する場合はこまめな水分・栄養補給を
また軽食をとることが出来る場合は、バナナなどのフルーツやエネルギーゼリー、パンなど手軽にエネルギー補給のできるものがオススメです。
タンパク質は筋肉のダメージを軽減させる
運動をした後は、筋肉へのダメージや疲労の蓄積が考えられるので、身体にとって必要な栄養素を含む食事をとりましょう。筋疲労にはタンパク質を多く含む食材を選ぶことが大切です。肉、魚、卵、乳製品などはタンパク質を含む代表的な食材ですので、これらを含む食事をとることで筋疲労や筋肉痛の軽減に役立ちます。筋肉痛には特にアミノ酸(BCAA)を含むものをとると良いでしょう。またタンパク質だけではなく、エネルギー源としての炭水化物や脂質を含む食材、そして野菜を始めとするミネラルやビタミンを含む食材も、疲労回復には不可欠です。何よりも「バランスのいい食事」を心がけることが、運動後の食事にはもっとも重要です。
賢くとりたい!油の種類もさまざま
油の特徴を理解して摂取しよう
油は大きく3つにわけられます。
- オメガ3系(魚成分由来の油、亜麻仁油等)
- オメガ6系(肉、乳製品と植物性油脂等)
- オメガ9系(オリーブ油、キャノーラ油等)
たくさんとりすぎると問題になってくるのはオメガ6系の油です。酸化しにくく、加熱処理に向いている一方で、血中のLDL(悪玉)コレステロールが増える要因を引き起こします。食べる量に注意してとるようにしましょう。
オメガ9系はオメガ6系と同じく酸化しにくい性質があり、加熱処理に向いています。また血中のLDL(悪玉)コレステロールを下げる効果があるといわれており、オメガ3とあわせて積極的にとりたい油です。
一口に油といってもさまざまな種類があり、特徴があります。油も重要なエネルギー源の一つであり、運動前後には欠かせないものです。「油は太る」という意識ではなく、身体にいい油を選びながら上手に活用しましょう。