東海北陸の紅葉名所と温泉
当サイトではこれまで、お勧めの紅葉をランキング形式で紹介する事が多かったのですが、既に行く場所が決まっている人には、地域別に紹介した方が、情報を探しやすいのも事実。そこで今回は、東海北陸地方の紅葉と温泉の名所を県別に解説します。当記事を参考に、絶景の紅葉狩りを楽しんで頂きたいと思います。
岐阜県の紅葉名所と温泉
岐阜県の紅葉名所といえば乗鞍スカイライン(例年見頃:10月上旬)から奥飛騨温泉郷(例年見頃:10月中旬)にかけての一帯です。特に新穂高温泉は、昔から露天風呂が数多い露天風呂天国として全国的に知られている地域なので、絶好の紅葉を露天風呂から楽しむという、他の温泉では出来そうで意外と難しい事が可能です。中でも、日本でも屈指の紅葉露天風呂だと以前から確信しているのが、写真の野の花山荘の露天風呂です。
宿の周囲も紅葉に囲まれた絶好の場所にあり、以前は山荘豊貴という名前の宿で、当時からここの紅葉露天風呂に惚れ込んでいた私は、以下の記事で当時の様子を紹介しています。
これぞ絶景!新穂高温泉郷の紅葉露天風呂
その後、奥飛騨を代表する宿の一つ、槍見館の系列になって野の花山荘となり、露天風呂も改装。露天の周囲に紅葉する樹木がさらに植えられ、紅葉露天風呂としてもグレードアップしました。新しく植えられた木はまだ若くて小さいので、今後年々一層素晴らしくなって行く事も期待出来ます。北アルプス錫杖岳の雄大な景色を背景にした紅葉は夢のような絶景で、写真でも日本一の紅葉露天風呂と呼べる事が分かって頂けると思います。どんなに褒めても褒め過ぎにならない、最高の紅葉露天風呂です。
岐阜県では他にも、白川郷(例年見頃:10月下旬~11月上旬)や養老公園(例年見頃:11月下旬~12月初旬)、曽木公園(例年見頃:11月中~下旬)が紅葉名所として知られています。中でも、曽木公園は猛烈な素晴らしさです。紅葉の林に面して池が多数配置してあり、特に夜のライトアップが池に反射して、鏡のように映しだされるので、景色がダブルに見えて豪華さも二倍。日本屈指の紅葉ライトアップも名所と断言出来ます。愛知県の香嵐渓からも近いので、昼間は香嵐渓を見て、香嵐渓のライトアップはパスして、夜は曽木公園のライトアップを見るのがお勧めです!
次ページで、静岡県の紅葉名所と温泉を紹介します!