長続きするピアノ教室の条件

習い事を始める時に大切なのは、自分にあった教室(先生)を見つけるということ!特にピアノのような個人レッスンの場合は、先生との相性が長く続けられるかどうかを決める大切なポイントとなります。せっかく始めたのに、レッスンの内容がわかりづらかったり、雰囲気に馴染めずすぐにやめてしまうというような失敗は避けたいもの。そこで、ピアノ教室の探し方と選ぶポイントについてまとめてみました。
 

ピアノ教室の探し方

ピアノ教室には、大きく分けて大手楽器メーカーが経営する教室と、個人が開いている教室があります。大手楽器メーカーの教室は探しやすいですが、個人で開いている教室は、ネットや広告を使って生徒を募集していないところも多いので、経験豊かな先生が近くに居ても、出会うチャンスを逃すことがあります。

個人の教室を探したい場合は、メーカー直営ではない楽器店に問い合わせてみるのもひとつの方法です。地域の音楽教室とつながりを持っているので、条件にあった教室を紹介してくれることがあります。
ピアノと迷路の写真

ネットや知り合いを通じて情報収集して、あなたにぴったりのピアノ教室を探そう


ピアノ教室を探す方法(例)
  • ネット検索する
  • タウンページを利用する
  • 地域の楽器店に紹介してもらう
  • 郵便局やスーパー、街角の掲示板、地元タウン誌の生徒募集広告をチェックする
  • 知人に紹介してもらう

【ピアノ教室検索サイト】  

大手楽器メーカーと個人で経営する教室の違い

大手楽器メーカーが経営する教室と、個人で経営する教室は、具体的にどのような違いがあるのか見てみましょう。

大手楽器メーカー経営の教室の特徴
  • 一定の基準を満たした経歴の先生がそろっている
  • レベルに合わせたカリキュラムが組まれている場合が多い
  • 発表会などのイベントがある
  • 受付窓口があるので、退会などの事務的手続きが便利
  • 自分で先生を選べない場合がある(体験レッスンをした先生が担当になるとは限らない)
  • 振替レッスンをする場合、いつもと違う先生が教えることがある
  • 施設維持費やメーカーの利益が含まれているので、レッスン料が個人教室より高め
  • メーカーの楽器購入やグレード試験を受ける勧誘を受けることがある

個人経営の教室の特徴
  • 教室によって、先生の経歴・実力・レッスン料に大きな差がある
  • レッスン日変更の融通が利きやすい
  • 弾きたい曲や教材の相談がしやすい
  • 先生の考え方や生徒の人数次第で、発表会の有無が決まる
  • 先生に直接言わなければならないので、退会しづらい
どちらにも、長所とも短所とも思える要素がありますが、レッスンを楽しく続けられるかどうかは、先生の技量と、自分との相性次第。候補の教室が見つかったら、正式にスタートする前に先生と直接話す機会があると安心です。
女性の写真

大手楽器メーカー経営 VS 個人経営 どちらにも長所と短所がある

 

体験レッスンを利用しよう

最近では、個人の教室でも体験レッスンをしてくれるところが増えています。初対面で、短時間のレッスンなので限界はありますが、アドバイスされた内容がわかりやすいか、話し方に好感がもてるかなど、直感的に「合う」「合わない」はわかるものです。教室のルールについて詳しく説明を聞いたり、ピアノを習う目的や目標、弾きたい曲、レッスンについての希望などを伝える良い機会でもあるので、積極的に利用しましょう。
手と鍵盤の写真

先生と上手にコミュニケーションできるかどうかは大切なチェックポイント。いろいろ質問してみよう

 

教室を選ぶポイントは、「習う人中心のレッスン」

教室を選ぶにあたり、スケジュール的・場所的に通いやすいことはもちろんですが、先生が大人と子供のレッスンの違いをしっかり理解しているか、また自分のスタイルを押し付けるのではなく、習う側の個性や好みを活かすレッスンをしてくれるかどうかは大切なチェックポイントです。大人の場合、家庭があったり仕事をしていたり、生活のサイクルやスタイルは様々です。

■振替レッスンの有無
決められた日時に行けなくなった時の振替レッスンや、レッスン日までに思うように練習できなかった時の対応を予め確認しておきましょう。ある程度の融通が利かないと、欠席が多くなってしまい、上達できないばかりかモチベーションが下がるきっかけとなります。

■個々に合わせた柔軟なレッスンスタイル
先生が大人特有の悩みを理解せず、テキストどおりのレッスンをしていると「音楽」が「音が苦」になってしまうことも。教室に、大人の生徒がいるかどうか、どのレベルで何年ぐらい続けているのか尋ねてみると参考になります。

大人は、個々それぞれ心地よい身体の動きが既に定着しているので、先生と同じ動きやフォーム(姿勢)が、必ずしも習う人にとって快適とは限りません。自分のスタイルに固執せず、習う側にとって心地よく弾けるように、さまざまな角度からアプローチできる先生は、他のことにも柔軟性があり、レッスン経験が豊富な先生といえます。
楽譜とピアノ

「音楽」が「音が苦」にならない”習う人中心”のレッスンが長続きのコツ


■コミュニケーションしやすいか?
ピアノ教室に通い始めたら、できるだけ長く続けて上手になりたいものです。そのためには、先生と密にコミュニケーションをとり、信頼関係を築いていくことが大切です。練習中の悩みや疑問を気楽に相談できて、しっかり納得いくまで説明してもらえると、多少つらかったり厳しくても「この先生についていこう!」という気持ちで頑張れるものです。
 

教室選びのチェックポイント

  • 通いやすい場所にあるかどうか
  • 先生が大人と子供のレッスンの違いをしっかり理解しているか
  • 振替レッスンがあるかどうか
  • 先生との会話が一方的ではなくて、自分の話も聞いてくれるか
  • 先生に好感がもてたか。信頼できそうか
  • (体験レッスンを受けた場合)レッスン内容はわかりやすかったか
 
男女の写真

大切なのは信頼関係。「この先生についていこう!」という気持ちで頑張れる


教室が決まり、家庭用のピアノ購入を考えている方は「失敗しないピアノの買い方・選び方」の記事もあわせてご覧ください。

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