収納家具・棚・タンス・シェルフ/収納家具・棚・タンス・シェルフの選び方

子供部屋を収納家具で二つに分ける(2)(2ページ目)

システム家具を壁として使って、子供部屋を完全に二つに分けた実例をご紹介します。収納も配置を工夫してたっぷり取っていますよ。

執筆者:鈴木 理恵子

収納はパズル思考で無駄なく

システム家具と子供部屋
お兄さんの部屋の収納は、本を中心に。本棚部分の裏側が妹さんの机が置いてあるところ。(画像:ギャラリー収納ショールーム)

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図面の上がお兄さんの部屋で、グレー部分がシステム家具。お兄さん用の家具は図面左から奥行き:50cm、30cm。(画像:ギャラリー収納)
次は、お兄さんの部屋のシステム家具を見てみましょう。洋服収納は別の場所に確保できているので、机近くで使う本や小物の収納をメインに考えています。妹さん側の収納との奥行きの取りあいを調整して、無駄なく使いこなしています。

妹さん側の机を置いている部分に、お兄さん側は、奥行き30cmのキャビネットを設置し、本の収納としています。妹さんの洋服収納の裏側は、お兄さん側には収納がなく壁面になっていて、お知らせなどを貼るスペースとして活用しています。

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窓側の収納は奥行き50cm。扉がないので制服のシャツの収納もOK!(画像:ギャラリー収納)
机や窓との納まり上、この部屋の窓側のキャビネットは、扉はつけずに小物などをしまうオープン棚として使っています。奥行きが50cm取れているので、毎日使う制服のシャツを掛けるスペースとしても重宝されているそうです。

システム家具は、いろいろなサイズがあるので、それぞれの使い勝手を考えながらパズルのように組み合わせができるのも面白いところです。Sさんのように、組み合わせを検討しながら、無駄のない収納スペースを実現したいですね。


子供部屋は、子供の成長に合わせてその使い方が変化していくもの。システム家具はその変化に合わせて、買い足したり組み合わせを変えたりすることができるので便利です。

また、将来子供が独立して子供部屋を別の用途に使うこともあるでしょう。そんな時にも、システム家具は取り外してレイアウトを変えることもできます。インテリアを考えるときには、生活の変化も考えて家具を選ぶというポイントも忘れないでくださいね。


《取材・画像協力》
ギャラリー収納

家族構成や部屋の使い方などは、時の移り変わりと共に変わっていきます。そんな可変に対応できる家具としてシステム家具をご紹介しましたが、いかがでしたか。

事例でご紹介したのは「ギャラリー収納」のシステム家具。ギャラリー収納では実例をたくさん紹介した「収納百景」というカタログがあります。とても参考になりますよ。また、ショップではスタッフが収納計画の相談にも応じているそう。その際には図面を忘れずにお持ちくださいね。
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