決 済
【けっさい】不動産の売買取引において決済とは、通常は「残金決済」のことを指す。
決済時には、買主が売買代金から支払い済みの手付金、中間金等を差し引いた残りの全額を支払い、それと引き換えに対象物件の所有権が売主から買主へ移転し、物件の引き渡しを受け、また同時に登記申請の手続きなども行なう。
ただし、双方の合意に基づいて残金決済前に物件を引き渡す場合、あるいは残金決済を終えてから一定期間後に物件を引き渡す場合もある。
>> 手付金
「決済」についての用語解説です。不動産の売買取引において、決済はたいへん重要な段取りです。(2017年改訂版、初出:2006年8月)