夜には幻想的な風景が現れる島 「サン・ラッザロ・デッリ・アルメーニ」

 

 

 

 

■撮影時期
2011年11月

■撮影場所

ヴェネツィア、 サン・ラッザロ・デッリ・アルメーニ(San Lazzaro degli Armeni)

■おすすめポイント
ヴェネツィアのラグーナにはヴェネツィア本島以外にもいくつもの島があります。ガラス工房で有名なブラーノ島、カラフルに彩られた家が並ぶ漁師の島ブラーノ島、墓地のあるサン・ミケーレ島……など、それぞれ特色のある島々です。

さて、このサン・ラッザロ・デッリ・アルメーニという島は、そうしたラグーナの島々の中でもかなり独特な場所だといえるでしょう。
位置はリド島の西側にあり、18世紀初め、ヴェネツィア共和国政府の許可を得たアルメニア人修道士たちが修道院を設立しました。単なる宗教施設としてだけではなく、収集や寄付による美術工芸品のコレクションや15万冊にものぼるという蔵書を抱える図書館があり、アルメニア文化の一端に触れることのできる場所でもあります。現在はガイド付きツアーがあり、内部見学もできます。

修道院内の施設も非常に興味深いですが、見学が終わったからとさっさと帰ってはもったいないというべきでしょう。
見学ツアーの時間はいくつか設定されているのですが、午後に行くと、ちょうど見学が終わったころに美しいラグーナの夕暮れを見ることができます。近くにあるサン・セルボロ島や遠くに見える本島には光がともり始め、静かなラグーナ(潟)の海には幻想的な風景が現れます。


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