北京観光で外せないスポットの一つ
■スポット名景山公園
■おすすめのポイント
景山公園は、紫禁城の北門にあたる神武門の正面に入口をもつ公園ですが、この公園の魅力は公園の中ではなく外にあります。園内には小高い山があり、そこから紫禁城の全景を望むことができます。
紫禁城はあまりにも広大な敷地をもっているため、紫禁城の中や紫禁城の周辺からは、その全景を視覚の中に収めることなどできません。景山公園の中の小高い山が、紫禁城の全景を捉えることができる唯一のポイントと言えます。
紫禁城の宮殿を見終わると、神武門が出口となりますから、そのまま正面に見える公園入口を入ればいいのです。ただ紫禁城の見学には、膨大な時間がかかるので、早めに南の端に設置された入口の午門を入り、紫禁城の中をどんどん北に歩き、紫禁城を抜けてから、景山公園の山登りをしなければなりません。でも、この景山公園は北京観光で外せないスポットです。
景山公園そのものは、清代の皇室の禁苑となっていましたが、1928年に一般公開されるようになりました。23万平方メートルの敷地内に、高さ44.6メートルの万寿山が聳えます。その頂上には三層の万春亭が設けられています。この万春亭の中では、清代の衣装を着て記念撮影をすることもできます。紫禁城の全景を目に収め、タイムスリップした記念写真を撮ると、中国4000年の歴史にどっぷりと浸かることができます。
■景山公園
住所:北京市西城区景山前街
電話番号:86-10-6403-8095
営業時間:4・5・9・10月 6:00~21:00/6月~8月 6:00~22:00/11月~3月 6:30~20:00
定休日:無休
入園料:2元
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