巨大デパートや飲食店が立ち並ぶ、北京の銀座
■スポット名王府井
■おすすめのポイント
王府井を日本人に紹介するときには、「北京の銀座」と言うのが最もわかりやすいでしょう。北京市中心部の東城区にある市内屈指の繁華街で、巨大デパートや飲食店が立ち並びます。このエリアは、歩行者天国となっています。
「北京の銀座」と言って通じるのは日本人のみで、西洋人には、オーストラリア人新聞記者のモリソンがこの地域に住んでいたことから、「モリソン・ストリート」と呼ばれることもあります。
この地が「王府井」と呼ばれるようになったのは、かつて王府の井戸があったことに由来します。その井戸があったと伝わるところには、マンホールの形をした記念碑が地面に嵌め込まれています。
北京市のほぼ中央に位置し、付近には紫禁城、北京駅、外国人居留地区などがあることから、20世紀に入って急速に商店街として発展しました。大通りに沿って、清の時代から続く東安市場、百貨店、ホテル、書店、飲食店などが軒を連ねています。
東安市場から新東安市場に改名した市場の近くには、「王府井小吃街」、「王府井民族文化街」などがあり、清時代を模した屋台街が広がっています。屋台のおじさんと話しながら、小吃の軽食をすれば、どっぷりと中国の文化にはまってしまうことでしょう。
■王府井
住所:北京中心部東城区にある
営業時間:終日
定休日:無休