ボードゲームに書いてあることが次々と現実に!
■作品名ジュマンジ
■監督
ジョー・ジョンストン
■主演
ロビン・ウィリアムス
■DVD/Blu-ray発売元
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
■おすすめの理由
ただの暇つぶしに始めたボードゲーム。サイコロを振って、出た目の数だけ駒を進めて。
「ジャングルで、8の目が出るまで待て」
駒にそんな指示が書いてあるなと思ったら、そのゲームに吸い込まれ、本当にジャングルで待つはめになったら……。貴方は生き残る自信がありますか?
この映画、たぶんテレビの洋画劇場で観たのが最初かと思います。ゲームに吸い込まれていくシーンにはCGなど使われていますが、ゲームをする子供たちと、かつてゲームで運命を狂わされた元子供たちがでてくる、いたって普通の映画です。
ではなぜこの映画をSF映画でお勧めするかというと、その設定がSFだなと思ったからです。
まぁ現代日本のお子様ならば、遊ぶのはもっぱらDSやスマホなどを使うのかもしれませんが……この映画にでてくる子供たちのように、引っ越し先の古びた館に埋もれていたゲームを見つけたら、ちょっと興味を惹かれませんか?
そして「まぁ大したことないだろ」なんて思いながらプレイすれば、ボードゲームに書いてあることが次々と現実になり、ジャングルで目が出るまでじっと待っていた男が飛び出てきたり、その男を追うハンターが出てきたりすれば、びっくりするやら、自分の精神を疑うやら。まぁ大変。
たかがボードゲームとは言えない状況に陥った4人が辛くもあがって、「ジュマンジ」と呟くシーンは、自分もゲームを生き抜いた達成感があります。派手なシーンはあまりありませんが、十分ハラハラどきどきさせられる、お勧めの一本です。