ベヤジット地区／イスタンブール旧市街(2ページ目)

ロカンタ1： スバシュ

グランドバザール傍で3代に渡って地元ロカンタとして君臨し続けるのがここ、スバシュ。立地もよく、トルコの家庭料理がおいしくいただけ、さらに建物や内部の「古き良き」雰囲気がいい感じで残っているため、かなりの人気店。お昼過ぎに行くと、あまり料理の種類がそろっていないので、12時ちょっと前に行くのがベターです。ただし、ある意味観光的になりつつあるので、価格はロカンタとしてはやや高めかも。きちんと値段を確認しながら注文するのがよいでしょう。

＜DATA＞
■Subasi （スバシュ）
住所：Carsikapi Nurosmaniye Cad. No:48, Carsikapi
TEL：0212-522-4762
開店時間：11:00頃から料理が並び始め、料理が終わる16:30頃に終了（日休）

ロカンタ2： バハルレストラン

こちらもトルコの家庭料理を中心としたロカンタで、今でも周辺の商店で働く人たちがランチを食べにくる地元の商店ロカンタです。地味な店内の家庭料理たちはほっこりトルコ・ママの味で、スイーツも美味なのでお試しあれ。グランドバザール内にある「ハウズル・レストラン」とは姉妹店ということで、同じレベルの料理がもっとお得な価格で食べられるという意味でもおススメスポットです。グランドバザールの駐車場からヌルオスマニエ門に向かう道の途中、左手にある細い道の奥にあるため、ちょっと見つけにくいかも。

＜DATA＞
■Bahar Restaurant（バハルレストラン）
住所：NurosmaniyeCad. Yagci Han No:13, Cemberlitas
TEL：0212-512-7439
開店時間：11:30～16:00（日休）

カフェ： エレンレル・チャイバフチェシ（チョルルルアリパシャメドレセシ内）

メドレセとは「神学校」という意味で、このチョルルルアリパシャモスクと神学校建物の中庭を利用してチャイやトルココーヒー、水タバコなどがいただけるスポットがここ、エレンレル。観光客もちらほらいる中、地元トルコ男たちが新聞を読みながら水タバコを吸ってくつろいでいるという、ごっつい地元感漂う雰囲気はなかなかのもの。歴史的建造物の中に、骨董品のランプたち、そして壁にかかったトルコキリムと辺りに漂う水タバコの煙の匂い…… 古きはオスマントルコ帝国時代から変わらない歴史の流れを感じることができる、類まれな空間です。ガイド一押しのおススメチャイハネ。

イスタンブールの伝統的カフェに関する記事はこちら＞＞＞イスタンブールのチャイハネ・カーヴェハネ

＜DATA＞
■Corlulu Ali Pasa Medresesi, Erenler cay bahcesi （チョルルルアリパシャメドレセシ、エレンレルチャイバフチェシ）
住所：Yeniceriler Cad. Corlulu Alipasa Medresesi No:36/28 Beyazit
TEL：0212-511-8853
営業時間：7:00～翌1:00

ベリーダンスショー： オリエントハウス

ベヤジットにあるプレジデントホテルに併設されているオリエントハウスは、イスタンブールでオリエンタルダンス（＝ベリーダンス）が鑑賞できる老舗クラブの一つ。ダンサーのレベルが高いと評判で、ビルギュル、オヤ、ギュネシュといった一流どころが揃っています。ベリーダンス以外にも民俗舞踊、メフテル（オスマントルコ軍楽隊）、セマー（メヴラーナ旋回舞踏）といった各種トルコダンスを鑑賞することもでき、満足感が味わえるナイトショーです。

トルコで見られるベリーダンスショーについての記事はこちら＞＞＞トルコでベリーダンス鑑賞


＜DATA＞
■Orient House（オリエントハウス）
住所：Tiyatro Cad. No:27, Beyazit
TEL：0212-517-6163
時間：毎晩21:00～24:00
価格：フィックスメニュー70ユーロ、アラカルトメニュー90ユーロ、食事なし50ユーロ（どの価格帯も2ドリンク付き）