イスタンブールの伝統的なチャイハネ・カーヴェハネ

ピエールロティ

トルコでチャイやトルココーヒーに病みつきになる人は多いはず

イスタンブールには、昔ながらの伝統的なチャイハネから、カフェオレやエスプレッソが飲めるモダンなカフェまで、色々な種類のカフェが目白押し。最近ではあのスターバックスも急増するなど、モダンなカフェ系列が多勢になりつつありますが、それでもトルコ人が昔ながらのトルコチャイやトルココーヒーを愛する気持ちは変わりません。基本的にチャイハネのチャイ価格はとてもお得なので(2トルコリラ前後)、旅行中、地元トルコ人に交じってチャイやトルココーヒーを楽しみつつ、ぼーっと何も考えずに周囲の風景を楽しむ時間を作るのも、旅の醍醐味かもしれません。

ちなみに、昔からトルコには「チャイハネ」(チャイ処)や「カーヴェハネ」(コーヒー処)といって、昼間から男性たちがたむろしてチャイやトルココーヒーを飲む習慣がありました。今では基本的にどちらでもチャイ・トルココーヒーの両方が飲めますが、男性専用の古いタイプは地方などに数少なく残るのみ。ここではイスタンブールにある、男女問わず訪れることができるチャイハネ・カーヴェハネを紹介します。

※2011年8月現在、1トルコリラ=約44円

水パイプも吸えるレトロカフェ
エレンレル(チョルルル・アリパシャ・メドレセシ内)

アリパシャメドレセシ

なんともフォトジェニックなエリア

グランドバザールのすぐ近くにチョルルル・アリパシャ・メドレセシと呼ばれる場所があります。「メドレセ」とは神学校という意味で、昔はモスクの建設に伴って、周囲に付属施設(神学校、病院、学校など)が作られていました。ここはそうしたモスクの付属施設の一部として昔神学校だったところ。エレンレルは、この旧メドレセ建物内の中庭にある水パイプカフェです。

アリパシャメドレセシ

皆思い思いの時間の過ごし方をしています。もちろん、水パイプを吸わなくても大丈夫

トラムが走る大通りとBileycilerという道が交わった角に小さな入口があります。この入口をくぐると、水パイプ用の炭がある囲炉裏や水パイプ道具を売っている薄暗い小路があるのですが、ここを進んで行くと、タイムスリップしたかのようなレトロな中庭に水パイプ・カフェが忽然と現れます。

エレンレルはこの中央にありますが、この3つのカフェはそれぞれ境があいまいで内容も同じようなもの。チャイは一杯1.3トルコリラ、トルココーヒー4トルコリラ、水パイプは13トルコリラと価格もお得。水パイプを吸いながら瞑想するトルコ人のおじさん、トルココーヒーを味わう若い女性、そしてエキゾチックなトルコを満喫したい観光客などが昼間から自らの時間をゆったりと楽しんでいる様がうかがえます。とてもフォトジェニックなエリアなのでカメラも忘れずに!

<DATA>
■Erenler Nargile (エレンレル・ナルギレ)
住所:Yeniceriler Cad. Corlulu Alipasa Medresesi No:36/28 Beyazit
TEL:0212-511-8853
営業時間:7:00~翌3:00
定休日:なし
アクセス:トラムT1線Cemberlitas駅から徒歩3分