キベレホテル併設店、ゆうりっく

ゆうりっく店内

高級絨毯から遊牧民御用達だったキリムまで、品ぞろえ満載なゆうりっくは、それほど敷居が高くなくて親しみやすい店舗

ゆうりっく入口

地下宮殿のある通り左手にあるこの店舗、入口にこんなキュートな看板があるので分かりやすい

高橋由佳里さんのマンガ、「トルコで私も考えた」にも出てくるキベレホテルに併設されたショップ、ゆうりっくは、芸術に造詣があるオーナーのハサンさんと、絨毯をこよなく愛するショップマネージャーのエルカンさんの存在によって、知る人ぞ知る人気のお店。在イスタンブール日本人駐在員の御用達にもなっています。

 
ゆうりっく価格タグ

こんな風に全ての商品にきちんと価格が表示されているところが安心!

このお店の最大の安心材料は、全ての商品にラベルがあり、全ての価格が明記されていること。これはトルコのショップとしてはなかなかないことで、しかも値下げはほとんど行いません。その代わり、誰が聞いても同じ価格設定で、質のいい絨毯がお得な価格で販売されています。

このショップではとりわけ100年以上昔のアンティークの品ぞろえが充実しています。また、アンティークではないものの、40~50年モノの絨毯も割と手の届きやすい価格となっているのもうれしいところ。見る目のある人がきちんとモノを見て仕入れてくれた、というのがよく分かる絨毯・キリムたちがトルコ中の産地から入ってきています。中には素晴らしいイランのスマックなどもあり、国境を越えた絨毯文化を感じられるスポットです(ただしコピー商品を大量生産している中国製だけは絶対に入荷しないのだとか) 。

 

ゆうりっくアンティーク絨毯

エンジ虫を潰して赤く染色されたアンティーク。少なくとも100年以上前のものなのに、ほとんど色あせしていないのが素晴らしい

とりわけ絨毯の質にこだわるエルカンさんは「ブランド名よりも、その絨毯を織る人の技術を大切にしています」ということで、手織り・天然染色・職人技術を重視し商品の入荷を行っているのだそう。見せてくれる絨毯の美しさとキリムのキュートさには、しばし圧倒。

長年この仕事に携わっているエルカンさんたちは、とうとう自ら糸の天然染色を行うようになり、その糸を村に持参して信頼のある職人に絨毯を織ってもらっているのだとか。このため、「新作」として販売しているキリムたちも価格がお得な割には染色技術や手織りという意味ではかなり上質で、その点保証付き。独自デザインも魅力的です。

 
ゆうりっく新作

こちらは、デザインと糸の生産・染色を自ら行ったという新作キリム。こんなモダンなのも素敵

このショップ、観光客がメインかと思いきや、その上質さと価格のお得さから海外からのバイヤーも足繁く通っており、客層の半分は卸売業者なのだとか。価格帯は150~30,000ドル。

<DATA>
Yoruk Collection (ゆうりっく遊牧民)
住所:Yerebatan Cad. No:37, Sultanahmet
TEL:0212-528-0099
アクセス:トラムスルタンアフメット駅より徒歩5分

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