カスペ!世界の金持ち大図鑑

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モハメド・ザフール氏(Newsweeks)

僕は最近、インターネットのお陰で以前ほどテレビを見なくなりました。しかし、『半沢直樹』と『世界なんちゃら…』みたいな番組は、見てしまいます。

9月10日、偶然に見ていたのが、フジテレビ系列の『カスペ!』。「世界の金持ち大図鑑」という特集をやっていました。最初に紹介されたのが、ウクライナの大富豪。彼の名前は、モハメド・ザフール。名前も顔も、ウクライナ人っぽくないです。実は、パキスタン人です。ちなみにザフールという名前は苗字でなく、苗字の発音が外国人には難しすぎるので、ファーストネームのザフールを、苗字扱いにしてしまったとの事。

 

推定資産1兆円!

どうしてパキスタン人のザフールさんが、ウクライナの大富豪となったのか? ウクライナという国自体は、経済的に潤っている国とは言いがたいです。2012年度の一人当たりGDPにして、ウクライナは3,877ドルとなり、日本の8%弱。しかし、ザフールさんの推定資産は、な、なんと1兆円!!! ザフールさん、よく言えば、苦労人、世俗的に言えば、成り上がり。

遡る事、70年代に彼は、パキスタンから脱出すべく、ソ連(現在のウクライナ)のドネツィクの技術大学で鉄鋼の勉強をします。彼は卒業後、パキスタンに戻り鉄鋼会社で働いていましたが、ロシア人と結婚した結果、ソ連のアフガン侵攻(パキスタンはアフガニスタン支援の立場)のお陰で、政治的にパキスタンで仕事を続けるのが難しくなり、80年代末にソ連に戻ります。

そして、1991年のソ連崩壊後、チャンスが訪れます。ソ連が崩壊し、混乱の最中、斜陽と思われていた鉄鋼会社を買い取り、大儲けし、現在のステイタスを獲得しました。