メキシコ/メキシコシティ

メキシコシティの人々が愛する料理店エル・カルデナル

メキシコシティのおいしいメキシコ料理店といえば、地元の人々がこぞって名前を挙げるのが、エル・カルデナル。1969年開業で、伝統的なレシピにのっとった、その丁寧な料理から、家族のとっておきの記念日などにも利用されることが多いレストランです。

長屋 美保

執筆者:長屋 美保

メキシコガイド

大切な人と行きたい伝統料理レストラン
エル・カルデナル

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毎年9月に食べられるメキシコ独立記念日の定番料理、チレス・エン・ノガダ(240メキシコペソ)

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その場で泡立ててくれる絶品のチョコラテはおかわりもできる

メキシコシティのおいしいメキシコ料理店といえば、地元の人々がこぞって名前を挙げるのが、エル・カルデナル。1969年開業で、伝統的なレシピにのっとった、その丁寧な料理から、家族のとっておきの記念日などにも利用されることが多いレストランです。

メキシコシティ内に4店舗あるなかで、観光客が気軽に行きやすいのが、セントロ地区のアラメダ公園の前にあるホテル、ヒルトン・レフォルマ のなかにあるアラメダ店。

 
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モルカヘテ・デ・サルサ・ベルデ(30メキシコペソ)

まず、前菜としてモルカヘテという美しいタラベラ焼きの器にのせられたグリーントマトのフレッシュなサルサ、モルカヘテ・デ・サルサ・ベルデ(Molcajete de salsa verde) をぜひ試してみてください。サルサとともに、アボカドやケソ・パネラというチーズをくるんで、できたてトルティージャ(トウモロコシの薄焼きパン)にくるんでパクリとするだけで、その美味しさにうならされます。それもそのはず、この店で使われる素材は厳選されていて、チーズ、バターといった乳製品にいたるまで提携牧場によるオリジナルなのです。

モーレ(チョコレートソース)を使った料理や、トルティージャと味わい深いサルサで仕上げたチラキレスやエンチラーダスといった定番料理もとっても美味しいのですが、豊富なメニューのなかにはマグロのグリルやエビのスープといった魚介料理もあるのが、日本人には嬉しい。

 

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焼きたてパンとチョコラテは至高の組み合わせ

また、店内で焼くパンが絶品で、朝食の時間帯(毎日13:00ごろまで)にはメキシコ伝統の甘いパンやデニッシュと特製のチョコラテ、メインとして豊富な種類の卵料理のなかから一品を選んでいただくのが人気のスタイルです。
メキシコならではのマンゴ、マメイ、パッションフルーツ、トゥナ(ウチワサボテンの実)、サポテなどエキゾチックなフルーツのジュースが日替わりであるので、試してみる価値あり。

<DATA>
El Cardenal アラメダ店
・住所:Av. Juárez No. 70, Hotel Hilton Reforma,Centro Histórico, México D.F.
・TEL:5518-6632 / 5518-6633
・アクセス:地下鉄3号線Juarez(フアレス)駅またはHidalgo(イダルゴ)から徒歩5分。アラメダ公園前のホテル・ヒルトン・レフォルマ内。
・営業時間:8:00~18:30/毎日
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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