命を懸けて姫を守る八人の剣士「里見八犬伝」

ストーリー、アクション、映像の凄さ、どれをとってもピカ一の傑作

■作品名
里見八犬伝

■監督
深作欣二

■主演
薬師丸ひろ子、真田広之

■DVD/Blu-ray発売元
角川書店

■おすすめの理由
母親が南総里見八犬伝のファンであり、家族で映画館へ観に行った思い出の映画です。当時としては最高の特撮技術だったのではないでしょうか。映像の迫力に画面に釘付けでした。玉が光る感じとか、操られている人の目が怪しく光ったりだとか、いちいち感動していました。

里見のお姫様を守るため一人、また一人と覚醒した剣士たちが集まってきます。中には意外な人物もいて、その背景はドラマチックです。剣士たちが一つずつ持つ光輝く玉。全部で八つ、それぞれに意味があり、それぞれの生きざまを反映しておりかっこいいです。

八人それぞれに敵との戦いの見せ場がありまして、それも素晴らしい出来でした。力強かったり、しなやかであったり。唯一の女剣士である毛野の戦いは、切なく美しくもあり特に印象に残っています。

薬師丸ひろ子さん演じる静姫と真田博之さん演じる新兵衛とのラブシーンも素敵でした。

ストーリー、アクション、映像の凄さと、どれをとってもピカ一の傑作だと思っています。