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母となって働くを考える! NECワーキングマザーサロン(3ページ目)

母になると、子供や子育ての話が増える一方、自分を主語にして話す機会は激減。ともすれば、育休中などは大人としてのアイデンティティが危機に陥ってしまうことも。「NECワーキングマザーサロン」は、NPO法人マドレボニータとNECによる協働プロジェクト。大人の女性が「母となって、はたらくこと」について本音で語れる貴重な交流の場です。

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

サロンを支えるのは情熱あふれるファシリテーター

ファシリテーター

二児のママでもある横浜のファシリテーターの相模志乃さん

サロンの大きな流れは全国共通ですが、雰囲気や進め方は進行役であるファシリテーターによって多少ちがいます。今回取材をした横浜のワーキングマザーサロンのファシリテーターである相模志乃さんは、「楽しいけど真剣に話せる場にしたい」とサロンへの思いを話していました。

サロンには子育て中のママの参加は多いものの、一般的な子育てサロンとは目的も内容も違うため、結婚・妊娠・出産の経験がない人も大歓迎。「むしろ、いろいろな立場の女性に参加してほしい。多様性が解決してくれることもあるのでは、と思っています」と相模さんも言います。

ちなみに相模さんをはじめ、全国各地で活躍するファシリテーター、そしてファシリテーターを支えるサポーターの多くは、自身もワーキングマザー。ただでさえ忙しい日々の中、一般公募に名乗りを上げ、ボランティアで活動に参画しているというのだから、その情熱とパワーには驚くばかり! もともと相模さんはマドレボニータの夫婦向けサロンに参加したことをきっかけに「NECワーキングマザーサロン」の存在を知り、自分でもファシリーテーターをやってみたいと思い立ったそうです。

 

ワーキングマザーサロンの基本情報

ワーキングマザーサロン横浜

9/14WMS横浜参加メンバーと最後に記念撮影

2013年度は、6~11月までの約6ヶ月間、横浜をはじめ、全国約20地域で開催されています(※来年以降も実施予定)。詳細なスケジュールや申し込みはサイトから可能。参加費はテキスト代の500円のみで、参加者には日本初の復職支援テキスト『マドレ式・ワーキングマザーの教科書』が配られます。実はこれも読みごたえたっぷり、ワーキングマザーなら必読の一冊です。

場所:全国20地域で開催予定
参加者:各サロン 5~10名程度
参加費:500円(テキスト代)
URL:NECワーキングマザーサロンFacebook (ワーキングマザーサロン)
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