「問題児」たちが警察学校を舞台に暴れまわる!
■作品名ポリスアカデミー
■監督
ヒュー・ウィルソン
■主演
スティーヴ・グッテンバーグ、G・W・ベイリー、ジョージ・ゲインズ
■DVD/Blu-ray発売元
ワーナー・ホーム・ビデオ
■おすすめの理由
もっとも好きな80年代のコメディ映画は? と聞かれたら、一番にこの映画の名をあげます。
そして、家族団欒で楽しくみられる映画は? と聞かれても、この映画をやっぱりあげてしまいます。
途中で主役が変わってしまったのがちょっと残念ですが、全部で7本つくられたこの「ポリスアカデミー」シリーズ。
トータルで何度観たか分からないほど、お気に入りの作品で、たしか日曜洋画劇場だったと思いますが、この映画の放映日には、テレビの前に家族みんなで珈琲片手にいそいそと集まり、時に笑い声をあげながら、楽しく仲良くみたものです。
タ~タ~タラ~タ~タ~タカタタ~。
思わず一緒に行進したくなるような、軽快なマーチングバンドの曲にあわせ、各地から集ってきた「問題児」たちが、警察学校を舞台に暴れまわります。
どんな音でも再現するものマネ、ジョーンズ。
銃器のことなら俺に任せろタックルベリー。
いつもはおとぼけ、車の運転はレーサー級のフックス。
その名の通り巨人サイズの怪力男、ハイタワー。
そして、そんな個性派集団をまとめる、頭は良いけど素行は悪い、いたずらと女の子が大好きな、マホーニー。
画面からはみ出さんばかりの「ポリアカ」軍団はみんな、どこまでも根明で楽しそうで。スポ根、や青年の挫折と葛藤なんてナンセンス、お気楽にはちゃめちゃに、盛り上がってまいりましょう!
そんな雰囲気に惹かれ、こんなアカデミーなら入ってみたいと思わされました。
そうそう、個性的なのは「善玉」だけではありません。シリーズでたびたび登場するハリス教官と腰ぎんちゃくのプロクター。彼らの憎めない悪役ぶりにも、どうぞご注目ください。