バイバイするエックスデー
娘が1歳9カ月の時に断乳をしました。本当は断乳ではなく、思う存分飲んでもらって卒乳という形を取りたいと思っていましたが、
当時働いていたため夜中の授乳が体力的に辛くなり、娘も十分にご飯を食べられるようになっていたので断乳することを決意しました。
言葉が早く、言うこともよく理解できていたのでまずはおっぱいを辞めてお姉さんになろう、
とお話ししました。(女の子は「お姉さん」と言う言葉に弱いです)
突然辞めるのではなく、お互いに心の準備をしてからおっぱいを辞めたかったので、
まずはエックスデーを決めて「おっぱいバイバイカレンダー」を模造紙に大きく書いて壁に貼りました。この日におっぱいバイバイだよ、それまでたくさん好きなだけ飲んでいいからね、と言って
一日経つごとに子どもとバツをつけていきました。おっぱいを求めて泣いた時に
夫にサポートしてもらえるように、主人の休みに合わせてエックスデーは決めました。
ぐずった娘には絆創膏で
いざ最後の日の朝、私は半日休暇を取り、娘も遅めの登園にし、最後のおっぱいタイムをゆっくり味わいました。お昼はいつも保育園に行っており、おっぱいは飲んでいなかったので問題は夜でした。いつもおっぱいを飲んでから寝ていたのですが、
朝のおっぱいで最後だったからもう飲まないよ、と言うと娘もわかっていながらもやっぱり号泣。
おっぱいに顔やキャラクターを書いて、もう今までのおっぱいは無くなったという風に思わせる方法もあると聞きましたが、私はそれはちょっと違うような気がしてやりませんでした。
その代わりもう飲めないんだよ、とわかってもらうために乳首に絆創膏を貼って、
飲みたいという娘に見せました。飲みたくても飲めない!とビジュアルで悟ったようで、
それを見ると納得した様子で(寂しそうに)「おっぱいバイバイ」と娘が言ったので思わずジーンとしてしまいました。
ぐずったのは、断乳当日の夜だけで、
翌日から欲しいと駄々をこねることなく、あっさり断乳できました。
その日から朝まで寝てくれるようになったので断乳してよかったです。
無理やり引き離すのではなく、子どもも納得しての断乳だったのが
親にとっても子にとってもストレスがなくて良かったと思っています。