子育て/プラス思考の子を育てるコツ

子どもにマネしてほしくないマイナス思考 その3(2ページ目)

ママのポジティブ改革は、マイナス思考の存在を知ることからはじまります。なぜなら、私達の悩みの多くは、しつこいマイナス思考が足を引っ張っているケースがほとんどだからです。「子どもにマネしてほしくないマイナス思考」シリーズでは、子どもに伝わりやすい13のマイナス思考を1つずつクローズアップ。読んでみて、「当てはまるかも」と思ったら、子ども達に伝わる前に、ポジティブ化してしまいましょう!

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

ママのポジティブ改革:「脱・レッテル貼り思考」

人は行動を指摘されるのは受け入れられても、自分自身を否定されるのは許せません。誰だって「自分」は大切。愛すべき、かけがえのない存在だからです。

記事 『ポジカリ原則3:子どもの「行動」を叱る』 にも書きましたが、「○○な子」「○○な人」というフレーズを使うのはほめるときだけ。注意したり、叱ったり、批判したりするときには、「○○な子」「○○な人」というフレーズを頭から追い出してしまうのがおすすめです。

「○○な子」「○○な人」は、
  • ほめるときに使うと、「丸ごとホメ」の最高のほめ言葉に
  • ネガティブな場面で使うと、「全否定」のけなし言葉に
同じ見た目でも、○○にポジティブな言葉が入るか、ネガティブな言葉が入るかで、その効果は正反対になってしまうのですね。

「脱・レッテル貼り思考」するための最大のポイントは、目線を「人」ではなく、「行動」に向けるということ。
  • 目線が「人」に行くと、感情が優勢になり、負のスパイラルに突入しがち
  • 目線が「行動」に行くと、正したいことだけをしっかりと正せる
自分のミスを反省するとき、子どものいたずらを注意するとき、夫のうっかりに怒るとき、視線を「その人」に向けるのではなく、「その時の過ち」に向けることがポイントです。


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『子どもにマネしてほしくないマイナス思考13』の全リスト
『子どもに正しいプラス思考を届けるために』
『プラス思考の子育て:ママだから伝えていきたいこと』
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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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