学費・教育費/子どもの習い事にかかる費用

重い教育費負担、学校外活動費はどう考える?(2ページ目)

可処分所得(収入から税金や社会保険料を差し引いた自由に使えるお金)が増えない中、家計の中で、教育費の占める割合は大きくなっています。教育費をどのくらいかけるか今一度考えてみませんか。

岩城 みずほ

岩城 みずほ

学費・教育費 ガイド

フリーアナウンサー、セミナー講師、生命保険会社勤務を経て、2009年にファイナンシャルプランナー(FP)として独立。セミナー講師、講演、相談業務、執筆など行っている。30代、40代の教育費を含む家計見直し、資産運用の相談を多く受けている。

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学校外活動・習い事選びは親の自己満足にならないよう
子どもの適性や志向なども考慮して

私も子どもが小さいときは色々経験させたくて、スイミング、体操教室、英語教室、七田式、公文、ピアノ、サッカー、バイオリンなどなど、色々させていました。

でも、結局長く続いたのは、子どもが大好きだったサッカーのみ。あとは数年でやめてしまいました。このサッカーは3歳から始めましたが、親だけの教育では教えることができなかった様々なものを学ばせてもらったと思っています。

後になって思うのは、結局やめてしまうことにお金をかけるのは、もったいなかったなぁということです。多少、親の自己満足のようなものがあったのも否めません。

子どもが小さい時は「貯め時」でもありますので、あれこれしないでしっかり貯めておけばよかった! と思っています。

中には短期間でも才能を開花させるお子さんもいらっしゃると思いますので、一概にはいえませんが、長期的な視野をもって、学校外活動を選んでいく必要もありそうです。特に、中学受験を考えているご家庭は、塾に通うタイミングで、それまでの習い事をやめてしまうケースが多いようです。

お子さんの適性や志向などを考慮し、ご家族でぜひ話し合ってみてください。長く続けられるものに絞り、本格的に進学のための塾代等がかかるようになるまでの「貯め時」に、しっかり教育費を貯めていってください。
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