スタディツアーってどんなツアー?

訪問先で授業に参加して子どもたち交流

訪問先で授業に参加して子どもたち交流©ピース・イン・ツアー

最近の若者はお金を使わないとよくいわれます。特に、お金のかかるレジャーが敬遠され、海外旅行も人気が低迷しているのだとか……。そんな時代にも関わらず、大学生を中心に人気を集めている海外旅行ツアーがあります。それが、スタディツアーです。海外ボランティアツアーともいわれます。

簡単にいえば、現地の学校や孤児院、国際協力NGOの活動現場などを訪ねるツアーです。 参加費用の一部が受け入れ先に寄付され、運営費などに役立つことで、旅することがボランティアにもつながります。

たとえばスタディツアーを20年以上手がけるピース・イン・ツアーが企画する「カンボジア シェムリアップ 子どもたちに絵本を届ける活動8日間」は、カンボジアに日本の絵本を贈り、移動図書館活動をするSVA(シャンティ国際ボランティア会)の支援地を訪ねる旅。

日程には、村の小学校の訪問や移動図書館の見学、子どもたちとの交流に加え、カンボジアの歴史のレクチャーや伝統影絵芝居の鑑賞、地雷博物館の見学、さらには、世界遺産のアンコール遺跡群の観光まで含まれるという欲張りな内容です。伝統芸能や世界遺産など文化にも触れ、地雷に苦しむ貧困の国という単純なイメージだけでカンボジアを捉えることのないような工夫がされています。

この目で支援の現場を見て、学び、現地の人と交流し、ときにはボランティアにも参加しながら、歴史や文化、暮らしを体感できる一味違った旅、それがスタディツアーの醍醐味です。