ニキビが出来ているときは、スキンケアのことも気になります。なかなか治り難い場合には、生活の見直しや治療だけではなく、スキンケアの見直しもおすすめします。「何年も同じ製品しか使っていないのに、この数ヶ月ニキビが治らない」という方も多くいます。使用しているスキンケアが今まで大丈夫でも、一度ニキビが出来始め、なかなか治り難い場合には、そのホームケアに問題がある場合も。

今回は、ガイドが日頃、ニキビの方にアドバイスしているホームケアのポイントをお話しします。

ホームケアを知る前に、ニキビの基本的をおさらいしましょう

ニキビは、毛穴に出来る病気です。毛穴の入口が狭くなり、毛穴から分泌された皮脂が正常に排泄されないため、皮脂が毛穴に溜まってしまった状態です。炎症が起きている「赤ニキビ」(一般的にこれがニキビと呼ばれています)も、炎症が起きていない「白ニキビ」も、いずれもニキビなのです。本来、毛穴の外に排泄されるはずの皮脂(油分)が、毛穴に中に溜まっている状態がニキビなので、外から余分な油分を塗布することは、ニキビにとって良いはずがありません。その考えを軸に、ホームケアで用いるアイテムも選んでいきます。

ニキビ肌にお薦めのホームケアをアイテム別にご紹介

まずはじめは、スキンケア編です。

■洗顔

洗顔にもご注意を

健やかなお肌には毎日のホームケアが大切です

洗顔には、石鹸での洗浄と、クレンジングでの洗浄の2つの要素があります。石鹸での洗浄については、ニキビであっても、基本的なことに注意をすれば特に問題にはなりません。過去の記事をご参照ください。

クレンジングに関しては、色々な点に気をつける必要があります。まず第一に使用するクレンジング剤の種類。クリーム、ミルク、オイル、ジェル…、そしてふき取りタイプ。様々な形状がありますが、ガイドがお薦めするのは、「洗い流すジェルタイプ」です。しかし、近年ではオイルの形状でも、油分が残らないものもありますので、選択の幅は広がっています。いずれにしても、皮膚の表面に付着しているメイクや汚れを、優しくかつ適切に落とすこと、過剰な油分が毛穴に悪影響を及ぼさないものを選ぶことが大切です。

■保湿

「保湿」には、水分で角質内を潤すことと、その水分が逃げていかないように蓋をすること、この2つの要素が必要です。いわゆる、「化粧水と乳液」、「化粧水とクリーム」のような組み合わせ。水分である化粧水に関しては、特に赤みや痒みなどのカブレ症状を起こさない限りは、ニキビ肌に悪い影響を起こすことはありませんので、制限はありません。

一方、水分を逃がさないために蓋をする役割の「保湿剤」には、クレンジング同様、様々な形状があります。クリーム、オイル、乳液、ジェルなど。こちらは厳選する必要があると考えています。具体的には、油分を多く含まないタイプが適しているので、ジェルタイプということになります。ただし、現在コスメ業界では色々な製品が発売されているので、ジェルタイプではなくても「オイルフリー」や「ノン コメドジェニック」と表記されている製品もあります。その場合には、ジェル限定ということにはなりません。

続いては、メイク編をご説明します。