お勧めのバイリンガル漫画
1.『金田一少年の事件簿』老若男女が楽しめる可能性が高い作品です。この作品をきっかけにして、アガサ・クリスティーなどに進むと良いかと思います。推理ものならではの表現のみならず、物事の説明の仕方、恋愛に関する表現や会話相手との駆け引きを要する表現なども学べます。
難しい箇所は日本語で読み、平易なところを英語で読む方法や、日本語で基本的には読み進めて行き、気になる表現だけを英語で確認して音読する、等いろいろな活用方法があります。
2.『サザエさん』
日常会話のマスターなら、右に出るものはいません。しかも4コマ漫画ですから、どこからでも読めますし、短い学習時間を有効活用出来ます。
登場人物がお年寄りから幼児までと幅広いですし、男女のバランスも取れていますから、日本語の「敬語表現」や「男言葉」、「女言葉」がどのように扱われているかを探りながら読み進められます。
例えば、波平さんやマスオさんの会社シーンでは「ビジネス英語」が、カツオやワカメちゃんの学校シーンでは「仲間同士の英語」や「先生に対する英語」が、サザエさんやフネさん、タエコさんのシーンでは「日常英語会話」が、お隣のイササカ先生とこども達のシーンでは、「目上の人に対する英語」など、様々な種類の「英語会話」が学べます。
いかがでしょうか?
この2冊を丸々覚えて使えるようになったら、もう「日常会話程度」の英語力は間違いなく身に付いていると言っても過言ではありません。漫画に出て来る語彙や表現を、絵や日本語訳と照らし合わせながら、辞書で意味を確認しながら徹底的に取り組んでみて下さい。
1冊目を読み終わる頃には、自分でもしっかりわかるくらいに英語会話が楽になっているのが確認出来るはずです。この記事でご紹介したバイリンガル漫画は本の一例で、いろいろなジャンルの漫画がありますので、ぜひご自分の趣味や興味にあうものを見つけてみて下さいね!