それぞれのレンズの持つ特性と役割を解説
これから何回かに分けて、広角・標準・中望遠・望遠、およびマクロレンズについてそれぞれの特性と役割を記していくとしよう。ズームレンズの中にはこれらの区分けを飛び越えているものも少なくないが、特性等については変わらずに応用できるはずだ。
- 広角レンズ
より広い空間を写すことができるレンズ。ワイドレンズとも。パースペクティブの強調が起こり、ものを歪めて撮影することができる。
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- 標準レンズ
画角が人間の視野角とほぼ等しいとされているレンズ。そのため、「標準」レンズと呼ばれる。比較的安価なレンズが多い。
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- 中望遠レンズ
標準レンズと望遠レンズの中間にあるレンズ。主としてポートレート撮影に用いられる。
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- 望遠レンズ
遠くのものを大きく写すためのレンズ。手ぶれを起こしやすいので注意が必要。
- マクロレンズ
被写体にごくごく近接して撮影するためのレンズ。ボケを気軽に楽しむことができる。
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- 魚眼レンズ
画角が180度となり、極端にものを歪めて写すことができるレンズ。