デジタル一眼カメラの利点として挙げられる交換レンズ。実にさまざまなレンズが用意されているが、それぞれに役割がある。ざっくりと解説してみるとしよう。


焦点距離とは?

交換レンズにはおおまかに「焦点距離」によって呼称が与えられている。

  • 20mm以下         超広角レンズ
  • 24~35mm程度      広角レンズ
  • 50mm前後         標準レンズ
  • 70~120mm程度     中望遠レンズ
  • 135mm~300mm程度  望遠レンズ
  • 300mm超         超望遠レンズ

焦点距離とは正確には「レンズの中心点から、撮像面(フィルムやイメージセンサー)までの距離」のことをいう。ただ、写真用語としては数字が大きくなればなるほど望遠、つまり遠くのものを大きく撮影できるという形で考えてもらえればいいだろう。

逆に数字が小さくなればなるほど広角に、つまりより広い範囲を撮影できるようになる。以下の概念図でおおよその把握はできるのではないだろうか。

焦点距離と画角の関係。焦点距離が小さいほどより広角に撮影できる。

焦点距離と画角の関係。焦点距離が小さいほどより広角に撮影できる。


焦点距離が小さくなると「画角」が広くなり、大きくなる(望遠になる)に従って「画角」が狭まっていくのが分かっていただけることだろう。


レンズ選びは35mm換算値を参考にする

デジタル一眼カメラのイメージセンサーにはさまざまなフォーマット(大きさ)が存在している。焦点距離は同じでも、フォーマットによって写すことのできる画角は変わってきてしまうのだ。

そこで用いられるのが35mm換算値という数字だ。レンズの焦点距離に以下の数字をかけることで、35mm換算値にして画角を統一しているのである。

  • (マイクロ)フォーサーズ        2.0
  • キヤノン APS-C             1.6
  • ニコン/ペンタックス/ソニー APS-C  1.5
  • キヤノン APS-H             1.3 

原則としてレンズの持つ焦点距離ではなく、35mm換算値を参考にしてレンズ選びは行うべきだ。