競技フットサルに参戦するにはどうすればよい?
フットサルを競技として始めるには
これまで【一人からでも始められるフットサル】【一日決戦のワンデー大会】などで、フットサルの始め方・大会参加方法などをご紹介してきましたが、今回はもう少し掘り下げて、競技としてのフットサルをご紹介したいと思います。一般的に競技としてフットサルを行っている選手を「競技系」。リーグなどには参加せず、楽しくフットサルができればという選手を「エンジョイ系」と呼びます。
競技フットサルのトップリーグは、これまでも何度かご紹介してきた全国リーグであるFリーグです(Fリーグに関してはこちらの記事でご紹介しています)。そんな競技リーグに参戦したいという方々の、公式大会入口になるのが都道府県リーグです。
入口となる都道府県リーグ
東京などの一番最初のリーグはオープンリーグになりますが、たいていは3部・2部・1部という形で、そのカテゴリーの上位2位に入るなどすると昇格していきます(上位リーグの下位チームと参入戦などがある場合も)。初めてリーグに参戦するチームは一番下のカテゴリーからになります。試合数などは、参加チーム数によって異なります。募集開始も地域によって異なりますが、たいていシーズンオフの春前後(2013年度の東京都の場合2月)を目処に、その都道府県のフットサル連盟などが募集を開始します。そして、その上に属するのが地域リーグです。
地域リーグ
北海道・東北・関東・北信越・東海・関西・中国・四国・九州で行われています。都道府県リーグを勝ち上がったチームが参戦することができ、Fリーグを目指すクラブや、以前ご紹介したFリーグ準会員クラブも存在します。また、地域リーグまでは観戦が無料です。注意したい点:費用(東京都を中心にご紹介)
リーグに参加する上で、一番疑問が多く出るのが費用です。各都道府県によって多少の違いはありますので、今回は東京都の場合を中心にご紹介します。■ユニフォーム
正・福2着のユニフォームが必要です(ただし、カテゴリーによっては1着でOKな場合も)。また、ユニフォーム規定がありますので、申込時にしっかり確認した方が良いと思います。
■連盟加入費
一人500円(東京都の場合)
■個人登録費
JFAへの個人登録が必要になります。一人1000円です。
■チーム登録費
2万5000円(東京都の場合)
■試合費
1試合5250円×試合数(東京都の場合)
■フットサル4級審判資格取得費用
→最低チームに2名、資格保持者が必要です。
■全日本フットサル選手権参加費用
年に1回行われる大会で、サッカーで言う天皇杯のような大会です。リーグに参戦するチームは参加が義務づけられています。参加費2万5000円・登録費5000円。
■試合球などの備品経費
チームで5000円(東京都の場合) ※ボールはリーグ終了後、返却されます。
■スポーツ保険加入費
加入が義務になっています。一人1850円(東京都の場合)