nakano

中野テルヲ

P-MODEL、LONG VACATIONを経て、ソロとして2011年に本格的に再始動された中野テルヲさんに2度目の登場をして頂きました。オシレーターを駆使したサイン波を取り入れた独自のサウンドがさらに極められいます。カヴァーも含んだ最新作『Deep Architecture』について語って頂きました。

 

サイン波は創作の源

ガイド:
お久しぶりです。前回のインタヴューは、中野さんの活動再開となる『Signal / Noise』の発売を記念した2011年でしたが、今回は8月21日発売の最新作『Deep Architecture』の話を中心にお伺いします。ここまで、ほぼ1年に1作の順調なペースでのリリースですが、やはり中野さんとして作品製作の環境が整ってきたからでしょうか?

中野:
お久しぶりです。はい、スタジオ環境を日々改善し制作により集中できています。ライヴ活動と音源制作のバランスがいい感じで取れているということもあると思います。

ガイド:
oscillatorandspaceship

Oscillator and Spaceship

『Signal / Noise』の後の『Oscillator and Spaceship』(2012年)については、All Aboutテクノポップではインタヴューしていませんが、OTOTOYにインタヴュー記事がありますね。タイトルからも「オシレーター」とあり、やはり中野さんの独自の研究分野とも思える機材の賜物と考えて良いのでしょうか? 比較的シンプルな機能の機材だと思えるのですが、それだけに奥が深い?

Oscillator and Spaceship (Amazon.co.jp)

 

中野:
サイン波は自分にとっては創作の源のようなもので、曲作りはいつも発振器(オシレーター)の周波数調整~オシロスコープによる視覚的な確認作業というまるで儀式のようなことから始まります(笑)。異なる周波数の複合音やその組み合わせによる音の心地よさ、波形の美しさに魅せられています。50Hz、100Hzという低い周波数、基準音で作るベーシックなリズムトラックは『Signal / Noise』以降の全ての楽曲、またライヴに於ける全曲で展開しています。

以前にアップしたこの動画を参考にどうぞ。これは今回のアルバムに収録「Leonid」のサイン波トラックの原型でもあります。

Pre Leonidas (YouTube)